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ACCA13区監察課 第6話 「線路と誇りの向かう先」 感想

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6話のあらすじ

13年前、ペシ区とロックス区の間で起きた列車事故による両親を亡くしたジーン。視察でロックス区を訪れたジーンはそこで帰省中のグロッシュラーと出会う。複雑な思いを語るジーンの脳裏には、かつて列車事故が起きた時に当時の支部長だったグロッシュラーが会見で語った言葉が蘇っていた。

6話の感想

これまで描かれてこなかったジーンとロッタの両親、実は13年前の列車事故で命を落としていました。ペシ区とロックス区の間で起こったこの事故は、当時両区が責任の押し付け合いをしたことで原因の解明などが遅れその期間は2か月近くかかったとか。
しかし当時のロックス区支部長だったグロッシュラー長官がロックス区が全責任を負うことと国鉄をACCAに編入することを当時の区長に説き伏せ実現。事故を収束させました。この出来事はモーヴ本部長やジーンにとっても印象深い出来事だった様子。
またこの出来事から、ジーンはグロッシュラー長官がクーデターを企てているとはどうしても思えないとも発言していましたが、それに対して彼がぽつりと呟いたのは「甘いな……」の一言。

さてロックス区から戻ったジーンはようやくモーヴ本部長にクーデターの件を報告に行くも「特にない」と言ってしまったがゆえに「つかえない」と冷たくされてしまうことに。
この時モーヴ本部長はすでにスイツ区でのクーデターのことを知っていたので、そのことを正直に言わなかったジーンが自分に対して正直ではなかったことにお怒りだったわけですね。怒られたジーン、落ち込んでニーノと飲みまくったの可愛い。
ちなみにモーヴ本部長の部下として初登場した3人、今回セリフがあったのは前髪で目が隠れているベリーショートの女性・エベンだけでしたが、このエベンを伊藤静さんが演じています。さりげなく豪華。ちなみにモーヴ本部長の秘書らしいです。

一方のドーワー王室では、シュヴァーン王子が成人記念に描かせた肖像画を国王お気に入りの広間に飾らせてほしいとクヴァルム枢機院長に頼んでいました。国王がいつも見ているという1枚の肖像画の隣に自分の画が飾らせたシュヴァーン王子。ここではその肖像画の全貌は明かされませんでしたがかなり重要な伏線です。
このシュヴァーン王子、初登場時は散々ACCAの面々からバカと裏で評されてましたが実は結構な策士なんですよね。ノリが軽いからバカと思われているのか……。

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