9話のあらすじ
西暦1013年10月、スヴェン王率いるデンマーク・ヴァイキング主力艦隊はイングランドのロンドンへと攻め入る。ロンドン橋を舞台にイングランド軍と睨みあうヴァイキング艦隊に参加するアシェラッド兵団。そんな中、ヴァイキングの中でも圧倒的な戦力を誇るトルケル(CV.大塚明夫)がイングランド側に寝返ったと聞き、フローキは戻ってくるよう説得に向かうが……。
9話の感想
ロンドン橋を舞台に始まったデンマーク・ヴァイキング連合軍対イングランド軍。
デンマーク側にはアシェラッド兵団やヨーム戦士団のフローキなどが参戦、一方のイングランド側にはなんと同じくヨーム戦士団の一員であるはずのトルケルの姿が……。
金目当てに寝返ったと噂されていたのに、寝返った理由はまさかの「イングランド軍は弱いからデンマーク軍相手にした方が楽しい(意訳)」というトンデモイカレ野郎でした。殺しが好きというビョルンもたいがいだけど、トルケルはそのさらに上をいってたわ。
のっぽのトルケルと呼ばれているだけありとにかくでかい。一発殴っただけで人を殺せそうな筋肉にこの長身。そしてなんと言っても声が大塚明夫さん。強い。
しかし最初はとんだイカレ野郎だと思っていましたが、トルフィンとの戦いぶりや撤退したデンマーク軍にがっかりしてたのを見ると本当に戦いが好きなだけで悪人って感じじゃないんですよね。現代の価値観では善悪を図れないキャラが多いですね。
そしてそんなトルケルとトルフィンの一騎打ち。最高でした!! 作画!! すごい!!
トルフィンの身軽な動きをぐるんぐるん動かすカメラワークも気持ちいいし、トルケルの身体能力と迫力が伝わる表現もすごいしめちゃくちゃかっこよかったです。特に最初の丸太をぶん回すシーンの迫力ヤバかったですね。躍動感すごすぎる。
今さらですけどトルフィンのナイフ二刀流の戦い方すごく好き。かっこいい。もの〇け姫のサンみたいな動きもかっこいい。
ところでトルケルさん最後まで負傷した指を治療すらしてなかったけどあいつ痛覚ないんか???
トルケルにボコられるトルフィンを置いてさっさと撤退してしまったアシェラッド兵団。最後にボロボロのトルフィンが合流した時にはもはやお約束の「生きてたのか」。毎回トルフィンを置き去りにするのマジで容赦がないですけど、個人的にアシェラッドはトルフィンなら生きて戻ってくるって信じてるような気もします。信じてるというか、あいつなら死なないだろうな、みたいな。戻ってこなかったらそれはそれで、ふーんで終わりそうな気もするけど、
トルフィンとしてはそんな風にいいように利用されてるのも本当に悔しいでしょうね。
ラストの「戦争の何がそんなに楽しいんだ」というセリフも刺さる。昔から軍や国の上の人たちは戦場を知らずに楽して、実際に戦場で戦う兵士たちは地獄を味わうみたいな話はありますが、ヴァイキングの人たちはその戦場が楽しいって言ってるんですもんね……まあ当然理解できない。みんなサイヤ人なんだろうか。
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