11話のあらすじ
イングランド駐留軍の維持費を捻出するため豪農への接収を考え始めていたクヌート。
同じ頃、ハラルド王の見舞いのためにイェリングを訪れたケティルはすでに王が亡くなったことを知りうなだれる。さらに勝手に町に行ってしまったオルマルはそこでギョロ目の男と喧嘩になってしまい……。
11話の感想
奴隷となってケティルの農場に引き取られたトルフィン。イングランド王となってさらにデンマークまで手に入れようとしていたクヌート。
アシェラッドの死後全く違う道を進んでいた2人がじわじわと長い年月をかけて少しずつ再び出会うことになりそうな、そんな予感をさせる脚本に毎週ワクワクが止まりません。
あの頃から2人の立場も性格も天と地ほどの差があったけれど、復讐のために大勢の人を殺してしまったトルフィンとこの世の「愛」を知ったはずのクヌートが、今はお互い精神性が逆転しているのが良く出来過ぎてて鳥肌です。
クヌート……あの時知った本当の「愛」はどこへ行ってしまったの……。戦争のために、武力のために、国民から接収て……。そこに愛はあるんか。
でも悲しいかな、これが現実なのでしょうね。戦争ってとにかく金がかかるから、いつの世も武器商人は戦争を起こしたくてしょうがないのでしょう。結局この世は愛じゃなくて金なのね……。
クヌートはこのままスヴェン王のようになっていくのでしょうか。
そしてトルフィンの人生が大きく変わりそうな予感がもう一つ。ついにレイフさんがケティルと出会った!! レイフさんの中ではケティル農場のトルフィンが探しているトールズの子という確信はまだないようですが、なんとかしてトルフィンと再会してほしい……! 今のトルフィンだったらきっとレイフさんの言葉に耳を傾けてくれるはず。
それにしてもレイフさん、何年経ってもトルフィンを探し続けて本当にいい人だし、トルフィンに似ている理由で奴隷だったギョロ目くんを息子として買い取るなんて人が良すぎる。
ギョロ目くんとオルマルのおかげで今回は珍しくちょっとコメディ色が強くてホッとできましたね。ギョロくん可愛いな。
しかし一方でオルマルは危なっかしくて見ていられない。ただ小心者なだけならいいのに実力に見合わないプライドの高さのせいで、クヌートに利用されそうですね……。
平和な農場にもついに争いがやってきてしまうのでしょうか。
クヌート怖いなあ……。
動画配信
※本ページの情報は2023年1月時点のものです。
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