1話のあらすじ
妃でありながら夜伽をしない特別な存在・烏妃。呪殺、祈祷、失せ物探し、頼まれればなんでもやるという烏妃に会いに、彼女の住む夜明宮へとやってきた夏王朝の若き皇帝・夏高峻(CV.水中雅章)と宦官の衛青(CV.八代拓)。会えば災いがあるとも言われ、後宮に住んでいること以外誰も詳しいことを知らない烏妃だったが、そこにいたのは柳寿雪(CV.水野朔)という名の美しい少女だった。
1話の感想
まずはOPからぐっと掴まれました。女王蜂の歌う「MYSTERIOUS」と神秘的な中華風ファンタジーの世界観によく合った美しいOP。顔は人間、姿は鳥のような不思議な存在が非常に印象的でした。すごく神話感ありますね。OPのラストでようやく登場する烏妃こと寿雪のお顔が大変麗しくて可愛い。
そう、このアニメとにかく寿雪がめちゃくちゃ可愛い。キャラデザが天才的。この可愛さだけで間が持つくらい可愛い。
演じているのは2018年デビューの新人・水野朔さん。可愛らしいお声が寿雪によく合っています。烏妃という誰もその素顔を知らない神秘的な存在ということで新人さんには少し荷が重い役なのではと思ったのですが、寿雪はまだ16歳。好物の中華まん(?)を見て目の色変えたり、また烏妃としての責務や生き方に何か想うところがある様子を見ると、新人さんだからこその意味もあるのかも。
若き皇帝の高峻を演じるのは水中雅章さん。落ち着いていて、どこか哀愁を帯びた声がこちらもよく高峻に合っています。皇帝とは言え、現皇太后に母を殺され自身も廃太子にされた経緯を持つなど中々に複雑な生い立ちの持ち主。
また高峻の宦官である衛青を八代拓さんが演じている他、1話のゲスト声優が中々に豪華でして高峻の母を川澄綾子さん、皇太后を勝生真沙子さんがそれぞれ演じていました。勝生さん演じる皇太后がまあそれはそれは憎たらしくて……さすがです。メインキャストは若手中心ですが、ナレーションも井上喜久子さんですし聞きごたえじゅうぶんでした。
中華風の世界が舞台ということで用語が結構難しくてところどころ理解できなかったんですが、それでも大まかなストーリーは分かりやすく楽しめました。今後は不思議な力を持つ寿雪と皇帝である高峻が王朝の闇深い部分を暴いていくお話になるんでしょうか。寿雪がなぜ烏妃になったのか、そもそも烏妃とは何なのかというところにも注目です。
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