12話のあらすじ
鵲巣宮へと乗り込んだ寿雪たちはそこで瘦せ細った鵲妃・琴恵瑤、そして謎の宦官・封宵月と出会う。恵瑤は敬愛する兄を事故で亡くしたことを悲しみ、寿雪に断られた後、後宮に現れた宵月に兄を蘇らせてもらったのだという。しかしそれは泥人形で作られ、人の血を欲する化け物だった。
12話の感想
以前夜明宮に現れ、寿雪に「亡くなった人を生き返らせてほしい」と頼んだ鵲妃・琴恵瑤。
しかし寿雪に断られ失意の中、後宮に現れた封宵月が彼女の願いを叶えてしまった。恵瑤の亡くなった兄の髪と泥で、兄を蘇らせたと信じる恵瑤。けれどそれはただの泥人形であり、しかも人の血を欲する化け物。
夜明宮のそばで遺体で発見された宮女はその泥人形に襲われてしまったんですね。それでも兄(泥人形)を庇う恵瑤でしたが、最期はその泥人形に首を噛まれ……。あまりにも悲しい最期。
彼女が初めて夜明宮を訪れたあの夜、自分がもっと彼女の悲しみに寄り添っていれば……と悔やむ寿雪。優しいけれど、優しすぎるがゆえいろいろと背負いこんでしまっている気もします。
そして優しすぎるからこそ、寿雪はたった一人で宵月のもとへ。
宵月は一体何者なのか。それが今回明かされましたが、想像以上に壮大で複雑な世界観であることが分かりました。
まず宵月の名前も体も全て仮の姿。その体は泥で作られており、遠く離れた場所から「梟」と呼ばれる者が操っていることが明かされました。
そしてこの梟、なんと寿雪の兄であると告白。正確には寿雪の中にいる烏漣娘娘の兄だと思われますが。この烏漣娘娘という名前も人間たちがつけた名で、梟はただ「烏」と呼んでいました。
そして寿雪たちの住むこの島からは遠く離れた、海の向こうの神々が住む場所からやって来たという梟。この島は罪を犯した者が送られる流刑の地であり、烏(烏漣娘娘)はかつて死んだ者の魂を蘇らせるという大罪を犯したためにこの島へ送られたのだとか。
初代烏妃である香薔がこの烏漣娘娘を体の中に閉じ込めたことから烏妃が誕生。
梟の目的は寿雪(烏妃)を殺し烏漣娘娘を解放させることのようです。
あまりにも壮大な世界観にびっくりするのと同時に、この物語はまだほんの序章だったんだなとも理解しました。すごく面白い。残念ながらアニメはあと1話で終わってしまいますが、ぜひとも続編を作ってほしい!
あと今回、サブタイトルが「兄妹」でてっきり鵲妃とその兄のことを物語っていると思っていたのですが、実は梟と烏、宵月と寿雪にもかかっていたというのが分かってぐっときました。こういうのたまらん。
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