5話のあらすじ
高峻の寝所に夜な夜な現れる幽鬼、それは高峻の母と親しかった宦官・丁藍だった。次第に憔悴していく高峻だったが、衛青の勧めでも決して寿雪には相談せず彼女の前ではいつも通りに振舞っていた。
そんな中、柳の木の下に銀色の髪を持つ幽鬼が現れるらしいと高峻から聞いた寿雪は、それが以前出会った欒冰月ではないかと疑うが……。
5話の感想
今回は珍しいOPは無しでスタート。アニメでOPがカットされるのは大体本編の尺が長いことがほとんどですが、今回はなんとラストに素晴らしい演出がありました。
幽鬼について調べるために高峻から許可をもらい特別に蔵へと入った寿雪。そこにあったのは、OP冒頭に登場するどこかの地図のような絵。それを見て驚く寿雪。……からのOPイントロが流れ出すという鳥肌モノの演出。
これ何がすごいって、Aパート、Bパートがいつものように終わりED、このまま次回予告かなと思っていたらCM挟んでCパート、でそこからラストにOPを持ってくるというサプライズ。全く予想してなくて、思わず「うおおぉ」と唸ってしまいましたw。天才。こういう演出大好きだし、何よりこのOP好きなので今週も見れて良かった。
ただ本編はちょっと脚本が複雑でいろいろ詰め込み過ぎにも感じられました。
高峻の寝所に幽鬼が出るという話と、柳の下に銀髪の幽鬼が出るという話と、寿雪の前に現れた欒冰月の話と、衛青の過去の話と、4つくらいの話が同時に進むので分かりにくいんですよね。同時進行でいろいろ話が広がっていくので、これはどれの何について今調べているんだっけ……と度々混乱しました。
そんな中で今回メインとなったのは高峻の傍に常に付き従う宦官の衛青。高峻には絶対忠誠なのに対し、烏妃である寿雪に対しては何かと厳しい人。烏妃は妃ではないとして寿雪に対してかなりはっきりした物言いをしたことで、寿雪との関係はかなり危ういものに……。
しかしそんな衛青、実は花街の出身で母はいわゆる遊女、父に身請けされる話もあったものの破断になり母は自害、衛青は宦官になろうとしたものの師父に男娼同然に扱われ命からがら逃げだしたという壮絶な過去を持っていました。逃げ出した先で偶然出会った幼き日の高峻に拾われ、何も聞かずに傍に置いてくれたというのだからそりゃあ高峻命にもなる……。
っていうかどのキャラも過去が壮絶すぎる。一応この作品は架空の世界が舞台ではあるものの、似たような話はいくらでも実際にあったんだろうなと思うとしんどいですね。
衛青と寿雪の関係は(多少)良好なものになったものの、高峻のもとに現れる幽鬼に銀髪の幽鬼、欒冰月にとまだまだ問題は山積み。
そして蔵の中で寿雪が見つけたあの地図のような絵は一体何なのか。寿雪が驚いていたのはあれに見覚えがあったからなのか、それともあの絵の意味を知っているからなのか。烏漣娘娘との関連性も気になりますね。
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