2話のあらすじ
グエルとの決闘に勝利したことで結果的にミオリネの婚約者となってしまったスレッタ。ところがスレッタの搭乗するモビルスーツ・エアリアルが禁止された魔女の技術GUNDフォーマットを使用しているのではないかという嫌疑がかけられ決闘は中止、さらにスレッタは拘束され退学とエアリアルの廃棄という危機に瀕してしまう。
2話の感想
第1話の学園青春(?)モノから一転、第2話ではスレッタの機体であるエアリアルを巡っての論戦が描かれました。
エアリアルの開発責任者として登場したのは能登麻美子さん演じるレディ・プロスペラ。シン・セー開発公社のCEOで、ヘッドギア状の仮面を被っており素顔は明かされませんが、声優と立場的におそらくエリクトの母・エルノラなのでしょう。
SNS上では一部のファンによる考察で、レディ・プロスペラの元ネタはシェイクスピアの戯曲「テンペスト」の主人公・プロスペローなのではと言われています。
「テンペスト」はミラノ大公プロスペローが邪悪な弟アントーニオによって大公の地位を奪われ娘のミランダとともに孤島に隠れ住んでいるという設定。プロスペローは手下の妖精エアリエルを使って弟に復讐をしようとし、彼の息子と娘ミランダを婚約させようとするというのがおおまかなあらすじ。
プロスペローをレディ・プロスペラ(スレッタの母)、娘ミランダをスレッタ、弟がデリングでその息子がミオリネだとするとぴったり。
あくまでもモチーフのひとつだと思われるので「テンペスト」通りの結末になるとは思いませんが、考察班の方々には頭が上がりませんね。こういうの聞くとさらに面白くなってきます。
また2話では早速スレッタを取り巻くキャラクターたちとの関係性が動き出しました。
ミオリネは出会いこそ地球への逃亡を図らずも阻止されスレッタを恨んでいたものの、グエルとの婚約を回避させてくれたスレッタに多少なりとも恩を感じているらしく、最大のチャンスであった地球行きを蹴ってまでスレッタの退学とエアリアルの廃棄を止めてくれました。と言っても大部分は父親への反抗心からだと思いますが。
もうひとりスレッタにとって何やら重要な人物となりそうなのが花江夏樹さん演じるエラン・ケレス。シャディク曰く人間嫌いで他人に興味がない彼が、スレッタに興味を持ち自ら接近するという驚きの行動に。それは恋愛感情的な何かなのか、それともスレッタがガンダムのパイロットであることに興味を抱いたのか……今後のエランの行動が気になります。
他にも新キャラとしてスレッタに良く接してくれたメカニック科のニカの友人として、富田美憂さん演じるチュチュと榎木淳弥さん演じるマルタンが登場。この3人はアーシアン(地球居住者)としてスペーシアン(宇宙移民者)からいじめに近い扱いを受けており、この差別問題も一つのテーマとなっていきそう。
さて次回は再びスレッタが巻き込まれ決闘へと挑むことになりそう。自らの退学とエアリアルの廃棄、そしてミオリネの退学もかけておそらくデリングとの決闘が行われます。でもデリングさんってパイロットなんでしょうか。と思ったら一応元軍人らしいのでマジのスレッタVSデリングになるのかも。
動画配信
見放題サービス
毎週日曜配信
バンダイチャンネル
ガンダムファンクラブ
Hulu
dアニメストア
Disney+
毎週木曜配信
TELASA
J:COMオンデマンド メガパック
milplus
WOWOWオンデマンド
ひかりTV
アニメ放題
ふらっと動画
コメント