15話のあらすじ
キースの放った爆弾犬から爆弾だけを取り外しなんとか川に沈めることに成功したロイド。自分が追っていた人物がターゲットの大臣ではなく別物だったと知ったキースは慌てて逃げ出すが、その道中アーニャを探していたヨルに見つかり車ごと吹っ飛ばされ気絶してしまう。
無事にテロリストを逮捕しフォージャー家はようやく全員で集まることができたが、アーニャが飼いたいと願っていた白い大きな犬は組織に引き取られてしまうことになり……。
15話の感想
3話続いたテロリスト編が今回で終幕、テロリストのリーダーだったキースは最後はあっけない幕切れとなりましたね。なんだかんだフォージャー家全員に邪魔され翻弄される姿ばかりが印象に残っているので、むしろちょっと不憫に思えてきます。ヨルさんに目をつけられたが最後……。
感動したのはロイドが爆弾犬を一切傷つけずに拘束したこと。前回ラストでイッヌに銃向けてたのでまさか撃っちゃうの!? と心配していたんですが、ちゃんと傷ひとつつけずに対処していてホッとしました。二次元でも三次元でも動物が酷い目に遭うのはなるべく見たくないのでよかった。
それにしてもこのテロリスト編、犬の登場シーンがかなり多かったですが全編通して犬の作画が素晴らしかったです。躍動感といいそれぞれの犬の描き分けといい、デフォルメしたワンちゃんからリアルな犬まで幅広く丁寧に描かれていたのが素晴らしかった。動物をリアルかつ可愛く描けるアニメーターさんやっぱりすごいな。
さて無事に白い大きな犬ことボンドを飼うことになったアーニャ。ボンドがフォージャー家にやってきた時、かつての辛い実験の回想でしんどくなりました。犬なのであくまでもセリフはないにしても、生き物である以上辛いことも嬉しいこともちゃんとあるんですよね。ぼんやりとした表情のボンドですが、これからは幸せに暮らしてほしい……。フォージャー家に引き取られた以上平和な暮らしは期待できないだろうけど笑。
ボンドをフォージャー家で引き取ることになった際の、ロイドとシルヴィアの会話も印象的でした。普段の冷徹なイメージとは真逆に、アーニャに対して心底優しく接していたシルヴィアが「私にもあのくらいの娘がいた」というセリフ。「いた」って過去形なんですよね……。前回の生々しい戦争体験の言葉たちといい、彼女の過去を想像するとまたしんどくなります。よほどの地獄を乗り越えてきたんだろうな。
でも今回はアーニャの変顔といい、久々の次男ことダミアンが見れたり、穏やかなフォージャー家の休日を見られてほっこりしました。ただひたすらアーニャとボンドが可愛かった……。
そして次回はヨルさん回、かな。ユーリも登場するみたいで楽しみです。
動画配信
見放題サービス
dアニメストア
Hulu
ABEMAプレミアム
ディズニープラス
dTV
FOD
Netflix
バンダイチャンネル
Paravi
TELASA


コメント