3話のあらすじ
伍号棟内のV・W・X・Y・Zの5チームによる総当たり戦の1次セレクションが始まった。上位2チームのみが勝ち上がれるが、チームが負けてもチーム内最多得点の選手だけは無条件で勝ち残れるという特殊なルールに、選手たちは事前に決めていたポジションも無視して自分勝手なプレーを始めてしまう。そんな中、対戦するチームXの馬狼照英(CV.諏訪部順一)が圧倒的な実力でゴールを決めたことでチームXはまとまりだし……。
3話の感想
1次セレクションは伍号棟内の5チームによる総当たり戦、上位2チームのみが勝ち上がり、また各チーム最多得点選手も無条件で勝ち上がれるというルール。
チームZは試合前のじゃんけんで、センターフォワードが潔に決まったものの、いざ試合が始まってみれば味方同士でボールの奪い合い。敵チームも味方同士で奪い合い。
チームワークとポジションが決まってないとこうも恥ずかしい試合になるのかと……。
ところが敵のチームXには圧倒的実力とフィジカルを持つ馬狼照英が混戦する敵味方選手からボールを奪い、なんとたった一人でゴールを決めるというスーパープレイ。
するとチームXは「チームが勝てれば問題ない」ということに気づき、自然と馬狼にボールが集まるようになります。チームZはそれを見て馬狼ひとりをマークするものの、すると今度は馬狼以外の選手がフリーになり結果的に大量得点……。
この流れが面白すぎて思わず拍手しそうになりました。
絵心が言っていた「サッカーを0から作る」というのはこういうことだったのかと。潔が気づいたサッカーの構造も、強いフォワードが生まれることによってチームが生まれる、というのも目から鱗でした。たぶんこうやってサッカーというスポーツは出来上がっていったんだなと歴史すら感じられる。
チームZにとって最初の障壁となった馬狼照英を演じるのは諏訪部順一さん。また豪華なキャスティングを……。めちゃくちゃかっこいいんですが、「俺がキングだ」と言い出した時はさすがに吹き出しました。なるほど、それで諏訪部さんかw。さすがです。
2話で離脱した吉良涼介役の鈴村健一さんという諏訪部さんといい、主人公たちの障壁となるキャラクターにベテランを起用してくるのはやっぱり嬉しいですね。チームZのキャストは新人~若手の声優さんが多いので、ベテランが敵役となるとまた気合の入り方も違うでしょうし。(とは言っても今は分散収録だと思うので一緒に収録できることは少ないとは思いますが)
チームX相手に5対1で敗北し後がないチームZ。試合中の雰囲気も最悪でしたが、試合後のミーティング(?)では冷静に話し合う場面もあって次の試合に期待ですね。0から1を生み出すストライカーに一体誰がなるのか、そして勝負すべき場面でパスを出してしまった自分にショックを受ける潔はここからどう巻き返していくのか。
第1話時点では「これはサッカーアニメなのか?」と戸惑いもありましたが、サッカーというスポーツを分解して理解していく感じがとても面白く、間違いなくサッカーアニメだなと今回納得できました。
あと日本が野球大国な理由が「与えられた役割を完璧にこなそうとする日本人の気質と野球のルールが合っているから」という分析に衝撃を受けました。確かにそうかも。それに対してサッカーは、不規則に攻守が入れ替わり、戦況ごとに役割も立ち位置も変わっていき、フィジカルも重要になるというのが野球との違い。スポーツそのものをよく研究されているのだなとびっくりしました。
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