120話のあらすじ
相澤の「抹消」によって個性を封じられてもなおオールマイト並みの身体能力を持つ死柄木にヒーローたちが苦戦する中、さらにまだ残っていた脳無たちが現れ戦況はさらに悪化する。グラントリノから隠れているよう指示されたデクと爆轟だったが……。
120話の感想
オールマイト並みの身体能力と肉体を手に入れてしまった死柄木、さらに広範囲にまで及ぶ「崩壊」の個性。明らかにこれまで登場した敵とは桁違いのチート。
相澤先生に個性を抹消されているのにも関わらず、エンデヴァーやグラントリノ、デクくんとかっちゃん全員の最大火力を持ってしても致命傷すら負わせられないのはさすがに絶望的すぎる。個性を使わずしてこの強さは……一体どうやって倒すんだろう。
対死柄木(というより敵全般)においてワン・フォー・オールを狙われているデクくん以上に最重要人物となった相澤先生、死柄木に命を狙われた際に思い浮かべたことが死への恐怖でもヒーローとしての責務でもなく、生徒たちを卒業まで見届けることだったのが胸に突き刺さりました。
普段はだいぶ口も悪くて生徒たちを大事に思ってるなんて口が裂けても言わなそうですが、相澤先生のかっこいいところは全て行動で示してくれることなんですよね。でもそれ以上に熱い想い内に秘めていたことが分かってウッとなりました。やっぱりかっこいいんじゃ相澤先生……。
そして自分が狙われている状況でも、戦況をしっかり見て最悪の展開が相澤先生が殺されることと読んで助けに向かうデクくんとかっちゃん。「お前の個性じゃヒーローにはなれない」と入学当初の回想を挟んでくるのがまた憎い演出。当初は相澤先生にボコボコに言われていたデクくんが、今では先生の窮地を救うまでに成長……泣ける。
しかしそれ以上に泣けたのが後半。群訝山荘側でのミッドナイト先生とヤオモモ率いる雄英生たち。
死柄木のもとへ走り出したギガントマキアを止めるべく立ち向かったものの荼毘たちに邪魔されて深手を負ったミッドナイト先生。元々際どい格好をしていたのに、肩から胸にかけてのスーツを破いたり、傷を負ったせいでさらにえっちぃな格好に……。特に地面に両手ついた時の胸の描写がえっちすぎて、すごいシリアスなシーンなのにおっぱいにしか目がいかんじゃないか!! 個人的には肩のスーツを歯で破るところが最高にえっちで拍手喝采でした。堀越先生の性癖を感じる。
それはともかく重傷のミッドナイト先生はマキアが向かう先にいるヤオモモらに、麻酔を作ってヒーローたちに渡して逃げるか、それが無理なら逃げろという究極の2択を残して全てをヤオモモに託します。
ミッナイ先生が危ないかもしれないと察して不安に駆られる生徒たち、そして決断を託され葛藤するヤオモモ。これまでもA組は危険な場面をいくつも乗り越えてきましたが、守ってくれる先生やプロヒーローらの指示に従うのではなく、自分たちで全てを判断しろというあまりなかったパターン。
守られる側だった生徒たちが初めて自分たちだけで、自分以外の全ての人を守るために災害レベルの敵に立ち向かう。そして悩みながらも「敵に背を向けろとは一度も教わらなかった」と戦うことを決めたヤオモモ、鳥肌が立つほどかっこよかった。
これまで教師として、もしくは町を守るヒーローとして楽しく、優しく、そして余裕のあった相澤先生やミッナイ先生、Mt.レディたちが血を流しながら必死で戦う姿になんだか泣けてきました。必死な姿ってなんか泣けてきちゃうよね……。
動画配信
見放題サービス(先行配信)
見放題サービス
ディズニープラス
J:COMオンデマンド
milplus
Netflix
TELASA
アニメ放題
ひかりTV


コメント