アニメアニメ感想

【アニメ感想】僕のヒーローアカデミア(第6期) 第138話(終) 「つながるつながる」

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138話のあらすじ

デクのために何もできなかったことを悔い1人雄英から離れたオールマイト。荒廃した街の中にはオールマイトの銅像にかけられた悪意の看板。その前で立ちすくむオールマイトの前に突如として現れた”ヒーロー殺し”ステインは「お前はオールマイトではない」と言い放つ。

138話の感想

無事に雄英へと戻って来たデクくんは、上鳴くんが言っていた「風呂入ろうぜ風呂!」の言葉通り、男子全員に連行されお風呂へ。久々のほのぼのコメディが見れて嬉しい。その中でもやっぱり上鳴くんと峰田くんはギャグ多めでいいムードメーカーですね。峰田くんの轟くんの(似てない)モノマネ細かくて笑う。そしてちゃんとツッコんでくれる瀬呂くん優しさの塊。

一方デクくんと喧嘩別れのようになってしまったオールマイトは1人雨の中……。自分の無力さにうなだれる彼の前に現れたのはなんとステイン。タルタロス脱獄以降、オールマイトを監視するように陰から見ている描写が何度かありましたが、1人になったところを狙ってきたのか。
と思いきや、予想外にも彼の言葉がオールマイトを奮起させるきっかけとなりました。
ステインは初期のヒロアカにおいて強烈なインパクトを残した凶悪ヴィラン。飯田くんにとっては尊敬する兄・インゲニウムを引退に追い込んだ因縁の敵でもあります。
しかしあの頃からステインは一般人や自分の認めたヒーローには一切手を出さず、腐りきったヒーロー社会を正すことを目的としていました。思想的にはレディ・ナガンとも似通っています。今になってステインの存在がものすごく重要に感じられますね。
ある意味ではステインの意思や思想は一部のヒーローよりもよっぽどヒーローらしいのが非常に皮肉が利いていていい。タルタロスが破壊されヴィランが街を蹂躙するようになり、自らの役目を放棄して引退していった多くのヒーローたちは、それこそステインが嫌う腐ったヒーロー社会の象徴。
そしてそのステインによってオールマイトは自信を取り戻し、今自分にできることをと立ち直るきっかけにもなりました。ステイン、改めていいキャラしてますね。

あとオールマイトの銅像を掃除しにきていた一般人の女性。かつてオールマイトがオール・フォー・ワンとの戦いで巻き込んでしまったあの時の女性だと知って鳥肌立ちました。
堀越先生はモブキャラを1人の人間として描くのがすごく上手いですよね。最初はモブだったのが後々レギュラーに昇格する展開は他の作品でもありますが、モブキャラをモブの立場のまま、一般人だからこそ刺さるセリフや行動を描くのが上手すぎる。何度もセリフのあるモブキャラとして描くことによって、描かれてはいないけれどこの人たちも自分の人生を歩んでいるんだなと感じられて感動です。

第6期はこれで終わりですが、今回も続編の制作が早くも発表されました。ありがたい!
第7期では今回新たに登場した初の海外ヒーローのスターアンドストライプが活躍するようです。筋骨隆々の金髪女性、赤と白と青を基調したヒーロースーツ。ザ・アメリカ!!! と言わんばかりの強烈なビジュアル。

出典:TVアニメ「僕のヒーローアカデミア」公式サイトより

しかも声優は朴璐美さん!! 全てが強い!!
アメリカNo.1ヒーローということで女版オールマイトという感じがしますね。頼もしすぎる。彼女が戦いに加わることで物語はまた新たな方向へと動き出しそうです。7期も楽しみ!!

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※本ページの情報は2023年1月時点のものです。
最新の配信状況は各配信サイトにてご確認ください。

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