アニメアニメ感想

ゴールデンカムイ OAD 第一弾 「茨戸の用心棒/怪奇!謎の巨大鳥」 感想

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「茨戸の用心棒」

刺青人皮があるという噂を聞きつけ茨戸へとやってきた土方と長倉。そこでは日泥保(CV.飛田展男)率いる日泥一家と、かつてその子分であった馬吉(CV.高木渉)一味が賭場を巡って対立していた。土方らが日泥一家に接触する一方、第七師団を抜けた尾形もまた刺青人皮の噂を聞きつけ茨戸の抗争へと足を踏み入れようとしていた。

「怪奇!謎の巨大鳥」

オオワシを捕まえるために鷲猟用の小屋に泊まっていた杉元、アシㇼパ、白石の3人。エサとなる鮭を丸太にくくりつけ、それを川に渡すという仕掛けに、そのオオワシがやってくる。アシㇼパに渡された。鷲猟専用の鉤を使って杉元はオオワシを捕まえようとするが……。

感想

OAD第一弾の内容は原作6巻に収録されている「茨戸の用心棒」編と、原作4巻に収録されている「怪奇!謎の巨大鳥」の2本立て。どちらも時系列はアニメ第1期の時点のモノですが、尺の都合上TVアニメからはカットされてしまった話。
「茨戸の用心棒」は尾形が土方一味に加わるきっかけとなる話であり、さらに夏太郎が初登場するエピソードでもあるのでかなり重要ではあるのでカットされてしまったのがかなり悲しい。
このOADでアニメ化はされたものの、原作では2話たっぷり使っている内容をおよそ20分弱にまとめているためかなりカットされていました。正直原作読んでいないでこのOADだけ見ても、話を理解するのがかなり困難じゃないかと思います。それくらいセリフもシーンまるごともカットされているので。

とはいえOADでアニメ化してくれた価値はじゅうぶんあって、その一番の理由が声優の豪華さ。
まず「茨戸の用心棒」でメインキャラとも言うべき日泥一家の息子・新平を上田燿司さん。
父であり日泥一家の親方の日泥保を飛田展男さん。その妻で、実質的に日泥一家を仕切っている女将を橘U子さん。父の妾でありながら新平の子を身籠っていた千代子を大地葉さん。
日泥一家の子分だったものの、離反して新たな賭場を開いた馬吉を高木渉さん。
警察署長でありながら賄賂三昧のケツアゴ署長を武虎さん。
そして後に土方一味の仲間となりアニメ第四期からようやくTVアニメデビューできた夏太郎を羽多野渉さんが演じています。
めっちゃ豪華。これだけの豪華メンツのお芝居を聞けただけでも大満足です。

また話の細かいところはだいぶカットされているものの、ケツアゴ署長のくだりや土方さんの超かっこいい見せ場、そして日泥一家が崩壊していくラストの無常さなど見応えたっぷり。
改めて土方さんの強さと、鶴見中尉とも渡り合うキレッキレの頭脳戦も垣間見えて惚れ直しました。
そして尾形。日泥親分を殺した時の新平に向けて放った「親殺しってのは巣立ちのための通過儀礼だぜ」というセリフ。今聞くとそういうことか~~~って刺さりますね。この時点でいろいろ伏線張ってあったんですね。尾形がいっぱい喋ってくれて至福でした。

打って変わって「怪奇!謎の巨大鳥」はいつも杉リパ白トリオのわちゃわちゃアホ話。アシㇼパさんによるオオワシ猟のさなか、伝説のフリ(巨大鳥)が現れるという話。
こちらもかなーりカットされていて、原作だと仕掛けを設置するまでの話や、捕らえたオオワシをいつも通りみんなで食すというシーンがあるんですがほぼカットされてましたね。残念。それでも全カットされてアニメ化されないよりちょっとだけでも映像化してくれたことに感謝。

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