20話のあらすじ
異形の生命体「緑色の子供」を飲み込んだ敵スタンド・ヨーヨーマッ(CV.山口勝平)。徐倫とアナスイをご主人様と呼び一見従順なヨーヨーマッとともにボートに乗り込み、懲罰房から離れ湿地帯へと進んでいく。懲罰房での異変に気付いた看守たちがボートで近づいてくる中、徐倫とアナスイはヨーヨーマッの提案で身を隠すが……。
20話の感想
これまで登場したスタンドの中でのぶっちぎりで異常すぎるヨーヨーマッ。
自我を持つ自動操縦型スタンド、対象にまとわりつくも2人以上に見張られていると従順、見張る人間が1人以下になると攻撃、蚊を使った攻撃と見せかけてよだれが溶解液、よだれをありとあらゆる方法を使って飛ばしてくる、よだれが触れると肉体に穴が空くものの痛みはなし……という全てが特異。
蚊を操るのもスタンド能力なのかとか、そもそも蚊は溶解液で溶けないのかとか、なぜ従順になるのかとか謎な部分も多くなんとも複雑なスタンドです。
その上アナスイとの戦いの結末も仰天モノで、脳にカエルを埋め込まれカエルの意識と繋げられたことで無力化という意味の分からなさ。いやめちゃくちゃ面白いんですが意味が分からな過ぎて一周まわってまた面白い。
どっちかというとダイバー・ダウンの能力がよく分かりませんね。脳にカエル埋め込んで無力化できるなら、これってスタンド能力者にも使えちゃうんじゃないの……最強なんじゃないの……? 分からない……。
と困惑しっぱなしの第20話でしたが、ヨーヨーマッ役の山口勝平さんがとにかく素晴らしくて満足感は凄かったですね。不気味さと可愛さのバランスが素晴らしくて、徐倫が声を出せなくなってからの得体のしれない恐怖さと、その後カエルを埋め込まれて以降のアホ可愛さのギャップ。勝平さんのちょっと間の抜けた感じのお芝居がぴったりで、ただひたすらヨーヨーマッが可愛かった……。今まで一番可愛いスタンドだったかもしれない。
そしてやることなすことぶっ飛んでるアナスイ。スタンドの脳にカエルをぶち込んで接続するという異常な発想とは裏腹に、徐倫の助けを察せない鈍感さと、キスを求められていると誤解して浮かれるという恋愛脳がひたすら面白すぎた。徐倫もアナスイに好意を寄せられていることには一ミリも触れず、キスしようとしてきたアナスイを殴り倒し(その後もアナスイのその行動には一切触れてない)、アナスイに状況を分からせようと首をゴキゴキするところでもう耐えられませんでした。突然のコントやめてw
初登場時は一言も喋らないクールキャラかと思いきやもう完全にネタ要員になってしまっているアナスイ……。
一方でDアンGを始末しに懲罰房へと戻ったF・Fですが、なんとそこでプッチ神父を発見。DアンGを巡ってついに2人が邂逅。ホワイトスネイクの正体がプッチ神父であることを知ってしまったF・Fは一体どうなってしまうのか。自ら正体を明かした以上、ここでF・Fを始末する気満々なのは間違いない。F・Fにとっては最大のピンチ。いよいよ物語も折り返しという雰囲気ですね。次回も楽しみです。
動画配信
全世界独占先行配信
(13話~24話)


コメント