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後宮の烏 第十一話 「布石(ふせき)」 感想

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11話のあらすじ

夜明宮の近くで宮女が遺体で発見される。九九は野犬などの獣に襲われたのではと怯えるが、現場を目撃していた温螢は獣ではないかもしれないと寿雪に伝える。
星烏廟せいうびょうを訪ねた寿雪は高峻と碁を打っていた薛魚泳と代わり勝負したり菓子を分け合って食べながら言葉を交わすが、その様子を見ていた薛魚泳に高峻とこれ以上親しくするべきではないと忠告されてしまう。

11話の感想

夜明宮の近くで鵲巣宮の宮女が無残な姿で見つかり怯える九九。前回ラストで衛青たちが見つけたのはその現場だったんですね。九九は野犬かオオカミなどの獣かと怯えていましたが、遺体を目撃していた温螢によれば獣の噛み跡ではなかったとか……。寿雪が「人か」と察していましたが怖すぎる。
冒頭ではその宮女が逃げ惑う姿と、その犯人と思しき女性の声がしていました。金元寿子さんのお声だったんですが金元さんは以前登場した「亡くなった人を生き返らせてほしい」と寿雪に頼みにきた宮女の声も担当していました。つまり……?
さらにその後、あの時の宮女が実は宮女のフリをした鵲妃じゃくひ琴恵瑤きんけいようだったことが判明。そしてその鵲妃の声優が金元さん。しかも兄が亡くなって以降床に伏しているとか。
また烏妃を殺すと口にしていた封宵月はこの鵲巣宮の宦官となっていたことも明かされました。ラストには鵲巣宮へとやってきた寿雪に対し意味ありげな微笑を浮かべる宵月。これらは全て寿雪をおびき寄せるための罠だった……?

気になるのは寿雪が宵月のことを知っているような口ぶりであること。宵月の名は知らなかったものの、あの顔を見た途端顔色を変えていたし、烏妃を殺しに来ること、そして「フクロウ」と言う名で彼のことを呼んでいたのも気になります。
先代烏妃の麗娘れいじょうの名も口にしていましたし、いつか彼が殺しに来ると聞いていたんでしょうか。
もしもいつか彼が殺しに来ることを知っていたのだとしたら、これまではずっとその覚悟ができていたけれど、高峻や九九たち出会って死を恐れるようになってしまったということか……。
その結果温螢が……温螢死んでないよね??? うう……死なないでくれ温螢。

またこの第11話では何度も碁を打つシーンが描かれます。そしてサブタイトルは「布石」。この布石という言葉は囲碁が由来で、序盤のうちに後々重要になるよう石を配置することから転じて、将来のためにあらかじめ用意しておくことや準備のことなどを指します。
この布石という言葉が誰のどの行動に当てはまるのか、気になりますね。寿雪が自ら鵲巣宮を訪れるように宵月が仕向けたことを指すのか、はたまた孤独や死を恐れるようになり烏妃として弱くなった寿雪のことを指すのか……。
また碁は自分の石で囲んだ領域の広さを競うゲームでもあるので、寿雪と宵月がそれぞれ自分の領域(味方の多さ)を競い合う構図にもかかってるのかも。
その点で言えば「弱くてもいい」と声をかけてくれた高峻や誰よりも身を案じてくれる九九など寿雪にはいっぱい味方がいてくれるので安心ですね。寿雪は弱くなった代わりに多くの仲間を得たというのが美しい。

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