10話のあらすじ
ついに同点まで追いついたチームZ。彼らの勢いに圧され玲王は初めて自分が負けるかもしれないという恐怖に襲われる。その姿を見た凪は衝動に駆られ初めて自らの意思で動き出す。覚醒した凪によって再びチームZは窮地に陥るが……。
10話の感想
チームZに追い詰められた玲王は生まれて初めて敗北の恐怖を味わい、それを感じ取った凪は玲王を勝たせるために初めて自らの意思で動き出す。これまで凪の心情があまり描かれてこなかったため、凪が玲王に対してどう思っているのかよく分からなかったんですが、玲王の絶望顔を見て衝動的に動き出してしまう凪の図は美しかったですね。初めて凪の人間的な部分が見られてなんだかちょっとホッとしました。今までがちょっと機械的過ぎたので。
逆に玲王はお坊ちゃんのわりに煽り耐性低いし想像よりも人間的で好き。キレすぎて斬鉄にたしなめられている姿が普段と逆なのが面白い。斬鉄はおバカだけど冷静だし選手としては優秀そう。
さてそんな中描かれた久遠の過去。チーム内で意識の差(全国大会優勝やプロを目指すなど)が出てしまい苦しむ姿は他のスポーツアニメでも度々描かれる要素です。目指す場所が違う人間と長く続けるのは難しいですよね。目標が違えばそこへ向かうまでの過程も違ってくるし。
久遠の過去には同情しますが、それはそれ、これはこれ。ブルーロックに選ばれた時点で「一人になってでも勝つ」ではなく「これからは同じ高みを目指す仲間に出会える」と考えるべきだった。久遠がもっと真面目にチームのために動いていればもっと楽に一次セレクションも勝ち上がれたかもしれないのに。やっぱり許せねえですわ。
とはいえ、退場覚悟で凪を止めたのは彼なりのけじめだったのかなとも思います。まあその後の「お前ら絶対勝てよ」がまたいらん一言だったんですけども……もうお前黙っとれ。
そして試合は引き分けのまま残り3分……このまま引き分けならチームZは一次セレクション敗退。どうあっても勝つしかないという極限状態。まさに手に汗握る激アツ展開でした。
個人的にスポーツアニメの残り数分、どっちが勝っても負けてもおかしくない状況下での敵味方関係なく必死こいて攻めたり守ったりする局面が一番見ていて興奮します。みんなの必死こいてる姿が好きなんじゃ……。次回も楽しみです。
動画配信
見放題配信
Netflix
アニメ放題
ディズニープラス
バンダイチャンネル
Hulu
ひかりTV
TELASA
J:COMオンデマンド メガパック
auスマートパスプレミアム
milplus 見放題パックプライム


コメント