アニメアニメ感想

SPY×FAMILY MISSION:25(最終回) 「接敵作戦(ファーストコンタクト)」 感想

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24話のあらすじ

イーデン校で半期に一度行われる懇親会。皇帝の学徒インペリアル・スカラーと呼ばれる特待生とその親、さらに特待生OBの東国オスタニアVIPが集まる会場は侵入者を一切許さない厳戒態勢が敷かれていた。
懇親会に顔を出す標的のドノバン・デズモンドと接触する機会を窺っていたロイドは、息子のダミアンが懇親会後に父と会うことを知り接敵作戦を試みるが……。

24話の感想

ロイドが見せかけの家族を作った本当の目的であるオペレーション〈梟〉、その内容はイーデン校の特待生懇親会にのみ顔を出すというドノバン・デズモンドと接触すること。それがついに動き出しました。
懇親会の後にダミアンが父を中庭に呼び出すことを知ったロイドは一切変装せずにロイド・フォージャーとしてドノバン・デズモンドとの接触に成功。お得意の話術で名前を憶えてもらうまでに至りました。
しかしデズモンド、感情の読みにくい何とも言えない虚ろな目が怖い。相当に用心深いらしく、ロイドのことを疑っているようにも見えました。あくまでも息子の同級生の親として振舞ったロイドですが、スパイとまでは疑われなくても、デズモンドに取り入ろうとしていると思われたのかな。

テロ事件以降は愉快な話が多かった中、今回は久々(というか初めてくらい)にかなり緊張感のあるお話でした。スパイらしいロイドの活躍が見れて本当にかっこよかったです。
やはりスパイであることがバレるかもしれないという緊張感の中で、話術と知略を巡らせて情報を奪うスパイかっこいいですね。久々にひたすらかっこいいロイドが見れて大満足でした。

しかし一方で本作のもう一つのテーマが「家族」であることもしっかり伝わってきました。見せかけの家族でありながら固い絆で結ばれているフォージャー家に対し、血の繋がりはあるのにどこか冷たく危うさも感じさせるデズモンド家との対比。
父がスパイで母が殺し屋であることを知りながらも、父を信頼し大好きだと口にできるアーニャ。父を尊敬しながらも本音を言えず複雑な想いを抱えるダミアン。
父親像もロイドとデズモンドでかなり違っておりまるで光と闇のよう。
ダミアンくんは幼いながらも様々なストレスやプレッシャーを抱えているようですが、アーニャの(時にはお節介な)言動が彼に良い変化をもたらし始めているのが希望ですね。

そんなデズモンドを演じる土師孝也さん。感情の読めなさと悪役感たっぷりのお声が本当にぴったりです。ぴったりすぎて笑っちゃう。ぞくぞくしますね。
そんなデズモンドの息子でありダミアンくんのお兄さんデミトリアスも今回声だけですが初めて登場しました。演じるのは市川蒼くん。まだ素顔は判明していない上に電話越しの声なのでどんなキャラクターかは不明ですが、市川くんということはクールでちょっとミステリアスな子なのかなあと想像が膨らみます。いい声の一家や。

さてSPY×FAMILYはこれで一旦アニメは終了し、来年2023年からはSeason2が放送されることが決定しています。今回と同じように分割2クールでしょうか。さらに映画化も決定しており、こちらはなんと原作者監修のもと完全オリジナルストーリーが描かれるとのこと。どちらも楽しみですね。

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