15話のあらすじ
馬狼や凪の「天才」たちによる点の取り合いに、「凡才」の潔と成早はそれぞれ己に足りない新たな武器を必死に模索する。成早にすら1対1で勝てない潔は一度自らの思考や常識すらも壊すことで、新たな自分だけの武器を見つけようとするが……。
15話の感想
潔・凪チーム対馬狼・成早チームによる2対2。馬狼と凪の「天才」2人による点の取り合いで試合は一進一退。
一方「凡才」側の潔と成早は、1体1では成早が潔に勝つも、肝心のゴールが決まらないというこちらももどかしい戦い。
これまで潔が戦ってきた相手はどれもこれも天才的で、潔が自らの武器を模索しつつ仲間たちの力も生かす戦い方でした。しかし今回は潔と同じく自分だけの武器を見つけられずに苦しむ成早が相手。
しかも潔とは違い、成早には複雑な家庭環境とブルーロックへかける熱量も今回語られました。
成早は6人兄弟の長男であり、事故で亡くなった両親の代わりにアルバイトや家事をする働き者。それでもかなり貧しい生活を送っていたようで、ブルーロックには日本代表になって兄弟たちを守るという強い覚悟のもと参加していたようです。めちゃくちゃ苦労人……。
肌身離さず大事に持っていたキャラメルはその兄弟たちがメッセージを書いてお守りとして渡してくれたものだったんですね。
海外の有名な実在するサッカー選手でも貧困から抜け出すためにプロを目指した人も多いそうで、成早にも成功してほしかったですが……。
結局は潔が新たな武器を手に入れることで勝ちを決めました。
潔の戦い方はいつも、いわゆるアニメの必殺技のようなものを土壇場で生み出すのではなく、サッカーという競技の本質を理解していって立ち回りを覚えていくことによる成長で勝ち抜いていくのが見ていてとてもわくわくします。
今回の気づきは”死角”。相手の死角に入り込んで隙をつくという、特別な技術はいらずすぐに実践できる武器なのが素晴らしい。でも何よりも自分1人でそこに気づけるのが潔の才能のような気もします。
成早が言っていた「適応能力の天才」というのもすごく頷ける。勝つためなら自分が苦労して身につけた動きや思考も一度手放して、柔軟に新しい考え方を取り入れるというのは確かに誰でもできることではないですね。

なんとか勝利した潔・凪チームはやはりというべきか馬狼を指名。これで成早は脱落が決定。元チームZでは初の脱落者……。悲しいですが、敗者側をとても丁寧に描いてくれて良かったです。成早、最後の最後でめちゃくちゃいいキャラになってくれたなあ。
とは言えサッカーの実力は折り紙付きでも性格に難がありすぎる馬狼。凪との相性(性格的な)も悪そうだし果たしてうまくやっていけるんでしょうか。
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※本ページの情報は2023年1月時点のものです。
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