アニメアニメ感想

僕のヒーローアカデミア(第6期) 第129話 「地獄の轟くん家2」 感想

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129話のあらすじ

荼毘との戦いで重傷を負いながらも生還したホークスは荒れる街をベストジーニストと共に車で移動していた。ヒーローの減少した街で暴れるヴィランを撃退しながら、2人はとある場所へと向かう。その道中、ホークスは殺人犯の父と正気を失った母のもとで育った過酷な幼少期を追想していた。

129話の感想

公安によって育てられ訳あって本名を捨てたホークス、その真実が今回初めて語られました。
父は殺人を犯してしまった男、母は彼を匿い、その末に生まれたのがホークスこと鷹見啓悟。街はずれのボロ小屋でゴミ屋敷に家族3人、父親に虐待されながら育ったホークス。あまりにも過酷な幼少期。
しかし父親が強盗で警察に逮捕され、家を失ったことで事態が一変。ホークスは公安に保護され、2人は「鷹見」の名を失う代わりに全ての援助を受け、ホークスはプロヒーローとなるべく育てられることに。
ホークスがずっとエンデヴァーに対して信頼を寄せていたのは、父を逮捕してくれた彼にとってのヒーローだったからなんですね。想像以上にホークスのエンデヴァーに対する想いがクソデカ感情でびっくりしました。

出典:TVアニメ「僕のヒーローアカデミア」公式サイトより

エンデヴァーは荼毘に対する一件で世間からの評価も信頼も地に落ちてしまいましたが、その一方でホークスのように命を救われた人もきっといっぱいいるはず。彼の良き行いも悪い行いも両方から描かれていて、エンデヴァーが一番人間的に描かれているような気がします。ヒーローだって人間だもの……。

地獄の轟くん家にホークスの過酷な幼少期、ヒーローの引退ラッシュにはびこる敵たち、そして未だ目覚めないデクくん。しんどい続きのヒロアカですが、今回はちょっとふふっと笑える要素も多くて面白かったです。
喉を負傷したホークスが今回は前半のほとんどをスマホの音声読み上げ機能で代読。このスマホ音声を福西勝也さんが演じていたんですが、人の声なんだけど無機質な抑揚が絶妙すぎて素晴らしかった。ホークスがかなり真面目なことやふざけたこと言っても、この無機質な音声のせいで雰囲気ぶち壊してになっててめちゃくちゃ面白い。これはアニメならではの面白さですね。
しかしホークスが自らの声で喋りはじめると、今度は中村悠一さんが喉を負傷して声は上手く出ない(そしておそらく痛みを伴っている)という表現を見事に演じていてこれがまたすごい。風邪をひいた時に喋るたびに喉に痛みが走るあの感覚を思い出すほどリアル。聞いているだけで痛みを感じるお芝居ってやはりすごいです。

そして地獄真っ最中のエンデヴァー。泣いているところを轟くんにばっちり見られてひかれるという、エンデヴァーにしては珍しいギャグシーン。普段は威厳ある父親が泣いてるところ見たら、そりゃあドアそっ閉じしちゃうよね……。
とは言え、エンデヴァーの病室に燈矢を除く轟家がついに全員集結。エンデヴァーにとってはここが正念場。自らの犯した罪を受け止めて償っていくことはできるのか。次回、轟家の行く末をしっかり見届けたいと思います。

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※本ページの情報は2023年1月時点のものです。
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