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【アニメ感想】ツルネ―つながりの一射― 第十三話(終) 「気、祓う鳴弦」

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13話のあらすじ

全国大会を終え、夏休みの終わりが近づくことに憂いを抱く湊たち。そんな中、雅貴から夜多神社で行われる「あまつ星祭り」の手伝いを頼まれる。それは以前焼肉を奢ってもらった際に約束していた頼まれ仕事だった。

13話の感想

緊張感漂う全国大会の試合から一転、今回は夏の終わりに祭りを楽しむ湊たちのホッと一息つける日常が描かれました。
以前マサさんが何も言わずに焼肉を奢り、それを湊たちが平らげたのを見てから夜多神社の手伝いを約束させるという卑怯な手を使ったことがありましたが、その約束を果たす時がついにやってきました。
星祭りの最後に平安装束に身を包み神事のために邪気払いの納射をするというお仕事。
ちなみにマサさんとしては全国大会の結果がどうであれ、気分転換のために手伝ってもらうつもりだったそうで、あえて理由をつけて約束させていたのも大役に気負うことなく試合に集中してもらうためだったとか。でもそれを本人たちには最後まで言わないところがマサさん性格悪くて好き。

星祭りにはゲボT(夏の下僕Tシャツ)を着た湊たち男子5人と麗しの巫女服を纏った女子3人、さらに愁に誘われたという桐先のレギュラーメンバー全員、さらに沙絵ちゃんも参加。この第2期で大きく変化したそれぞれの関係性が描かれました。
いつも通りなようで少しずつ変化した湊、静弥、愁の幼馴染トリオと、海斗と七緒のコンビ。何かがはっきり変わったわけではないけれど、少し柔らかくなった表情や距離感から確かに伝わってくるものがありました。
一番変わったのはやっぱり万次ですかね。穏やかな声音で湊に話しかけるシーンがとても印象的でした。話しかける前の硬い表情からは、彼なりに湊に対して思うところが色々あるんだろうなあと伝わってきました。湊にとっても今では早気の苦しみを知っている数少ない理解者でもあるのかな。

第2期からその存在が少しずつ匂わされていた遼平のお姉さんが今回ついに顔出ししたのも驚きました。遼平の頑張っている姿を見て高卒認定の勉強を頑張れたという話がなんとも……刺さる。引きこもり……大変だよね……良かったね。
沙絵ちゃんはたぶん遼平が初恋になりそうですよね。すでになってそう。回転寿司を知らない沙絵ちゃんの脳内で寿司がクルクル回るイメージ映像に笑いました。回り方がちょっと惜しい。

辻峰のこともちょっとだけ描かれました。二階堂先輩、弓道に対して前向きになってくれていたのがとても嬉しい。しかも茂幸さんがコーチを検討中というのも、体調が良くなっている兆しでもあるし、二階堂先輩の心情を考えるともう完璧なハッピーエンド。辻峰は第2期のライバル兼ヒールっぽい立ち位置で登場しましたが、今となっては尊い……。

出典:「ツルネ―つながりの一射―」公式サイトより

湊たちとマサさんの6人が納射するシーンではそれぞれが回想する形でこれまでの成長や心情が描かれました。
第2期のタイトルは「ツルネ―つながりの一射―」。その名の通り「つながり」というものが第2期通してとても丁寧に描写されていたように思います。
風舞5人のつながり、桐先のつながり、辻峰のつながり。湊と二階堂先輩、遼平と愁、海斗と七緒……いろんなつながりが生まれてそれが変化へと繋がっていく。
それとともに風舞5人が射を通して掴んでいった「息合い」というものが、弓道の団体戦の仲間として成長する姿でもあり、精神的な意味での「息合い」とも取れてとても深い意味のあるタイトルだったなと。

脚本や演出、作画、音楽と全てがとても丁寧で京アニさんらしいとにかく質の高いアニメーションを堪能できました。本当に大好きな作品なのでいつかまた続編が作られることを願ってます。3期が見たい!

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※本ページの情報は2023年1月時点のものです。
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