【アニメ感想】ツルネ―つながりの一射― 第六話「姫反り成る」【アニメ感想】ツルネ―つながりの一射― 第六話「姫反り成る」 |

【アニメ感想】ツルネ―つながりの一射― 第六話「姫反り成る」

アニメ

2023.02.09

6話のあらすじ

市民弓道大会の団体戦に3人で出場することになった妹尾、白菊、花沢。県大会で体調不良のため思うような結果を残せなかったことに悔いを持つ白菊は一際強い想いを抱いていた。
一方未だ的前に立たせてもらえない湊だったが、当日は部全員で女子の応援に行くことに。

6話の感想

今回はツルネ初の女子メイン回！風舞女子大好きなのでがっつり描いてくれてめちゃくちゃ嬉しい！
県大会では体調不良が原因で結果を残せず悔しい想いをした乃愛ちゃんにとってはリベンジマッチとも言うべき舞台、市民弓道大会の団体戦に女子3人で出場することに。
第1話からずっと登場している風舞女子ですが、今回は初めて3人それぞれのプライベートも少し描かれました。
乃愛ちゃんは実家が超立派なガチのお嬢様。パジャマが和服……だと。愁の家もとんでもねえ金持ちでしたが乃愛ちゃんも負けてませんね。
ゆうなちゃんは一番親近感の湧くリアル女子感が可愛い。男子相手に冗談言ったりコミュ力高くて女子からも男子からも好かれそう。
妹尾さんは試合当日の朝でもランニングを欠かさないストイックさ。珍しく女子は私服で登場しましたが、妹尾さんがロングスカートだったのがちょっと意外。背高くてスタイルもいいので絶対パンツスタイルかと。

この3人、たぶん弓道をやっていなかったら全員違うグループだっただろうなってくらい見た目も性格も雰囲気もバラバラで、弓を引く際のタイミングやリズム感もバラバラであることが3人の口から語られました。でもお互いの違いを理解し、自分とは違うけどそこが彼女らしいと互いが互いのことをリスペクトしているのが伝わってきて本当に素敵な関係。

弓道は自分との戦いで個人戦というイメージがやっぱり強いですが、この3人見ていると3人だからこそ引ける弓があるんだろうなと伝わってきました。湊たちが目指しているのもこういう弓なのかな。これがマサさんたちが言う「息合い」なんでしょうか。

また第2期ではおそらく初となる湊の師匠・西園寺先生が久々に登場。彼女の口から、二階堂先輩と同じ斜面打起しの美しい弓引きがいたことが語られました。それがおそらく二階堂先輩が慕う茂幸さんのこと。西園寺先生に弟子入りしようとしていたこともあるなど接点があったんですね。二階堂先輩がこのことを知っているかは謎ですが。

さて湊はようやくマサさんから的前に立つことを許され、次回からはまた全国大会に向けてのお話が描かれるのかな。ちなみに湊はマサさんにぎゃふんと言わせると息巻いていたのに、マサさんは湊の知らないところで「ぎゃふん」と言っていたのが相変わらず意地悪で笑いました。湊の前では絶対言わないんだろうな～。そういうとこ好き。
焼肉奢ると言っておいて全部食べさせた後に「只より高い物はない」って言いだすマサさんも好き～。