【アニメ感想】鬼滅の刃刀鍛冶の里編第一話「誰かの夢」【アニメ感想】鬼滅の刃刀鍛冶の里編第一話「誰かの夢」 |

【アニメ感想】鬼滅の刃刀鍛冶の里編第一話「誰かの夢」

アニメ

2023.04.10

1話のあらすじ

100年ぶりに上弦の鬼が柱に倒されたことで、鬼舞辻無惨のいる異空間・無限城に招集された上弦の鬼たち。無惨は100年ぶりに上弦の鬼が倒されたことだけでなく、未だに産屋敷邸や青い彼岸花が見つからないことにも苛立ちを隠せずにいた。
一方遊郭での戦いから2ヶ月近く経ってようやく意識を取り戻した炭治郎は蝶屋敷で静養をしていたが、度重なる刀の破損に鋼鐵塚から怒りの手紙が届いていることを知ってしまい……。

1話の感想

待望の「刀鍛冶の里編」第1話は主に前半が無惨様と上弦の鬼大集結、後半は炭治郎が刀鍛冶の里へ向かうお話となっていました。

まずは上弦の鬼が大集結した前半について。
100年ぶりに上弦の鬼が柱に倒されたことで無限城に全員が招集。すでに登場していた猗窩座や童磨以外の上弦の鬼は初お披露目となりました。
まずは上弦の壱・黒死牟こくしぼう。演じるのは置鮎龍太郎さん。あの猗窩座が気圧されるほどの実力者。顔面にでかでかと6個の目があるのはアニメで見るとさらに異様さが際立って迫力がありますね。
炭治郎の夢に出てきた黒死牟と容姿が良く似ている剣士の声は井上和彦さんが演じていますが、原作既読済みとしては置鮎さんと和彦さんかとちょっと意外でした。今後が楽しみですね。
続いて「遊郭編」の妓夫太郎の回想で初登場した上弦の弐・童磨どうま。演じるのは宮野真守さん。ファンの間で散々マモが童磨役っぽいと噂されていただけであってやはりハマリ役ですね。猗窩座に顔を吹き飛ばされても声色が一切変わらない軽さが逆に不気味さを醸し出しています。とことん気持ち悪く演じてほしい。
上弦の参はご存じの通り猗窩座あかざ。演じるのはみんな大好き石田彰さん。長年の大ファンとしては石田さんが”参”か～という思いはありつつも、猗窩座は本当にいいキャラしてるので大好きな石田さんが演じてくれるのは本当に嬉しい。
初登場の上弦の肆は半天狗。演じるのは古川登志夫さん。キャストが発表された時はとんでもない大御所が来てしまったと心底驚かされました。ただ中々に複雑なキャラクターなので古川さんだからこその繊細で緻密なお芝居が聞けるのではと非常に楽しみです。
同じく初登場の上弦の伍は玉壷ぎょっこ。演じるのは鳥海浩輔さん。普段は壺の中に隠れているようで肉体と壺が繋がった異形の鬼。何とも気持ち悪い姿をしているので、「あの鳥海さん！？」とこちらもびっくりでした。実際聞いてみたら鳥海さんか分からないくらいばっちり役に声がハマっていて、さすがすぎました。
さらに無限城で鬼たちをテレポートさせる能力を持つ鳴女なきめも登場。当然こちらも豪華キャストで井上麻里奈さん。

上弦の鬼たちは作中無惨様に次ぐ最強キャラばかりなので演じる声優もさすがの豪華どころが揃いましたね。
ちなみに炭治郎たちに倒された上弦の陸・堕姫役の沢城みゆきさん、妓夫太郎役の逢坂良太さん、さらに下弦の鬼の魘夢役の平川大輔さん、累役の内山昂輝さん、無惨様によるパワハラ会議で瞬殺された下弦の鬼たちを演じた楠大典さん、保志総一朗さん、植田佳奈さん、KENNさんも合わせると十二鬼月のキャスティングは本当に最強の布陣です。豪華すぎる。そして改めて保志さんやけんぬさんを瞬殺させる演出ヤバイ……。

一方の鬼殺隊側の豪華さも負けてはいなくて、「刀鍛冶の里編」でメインキャラとなる柱の甘露寺蜜璃ちゃんを花澤香菜さん、時透無一郎を河西健吾さんが演じるほか、炭治郎の同期である玄弥を岡本信彦さん、そして第1話放送でキャストが判明した刀鍛冶の里の小鉄くんを村瀬歩さんが演じています。声優オタクにはもう最高のパラダイスです。ずっと耳が幸せ。村瀬さん嬉しい……。

作画の凄さは言わずもがな。第1話では特に無限城の作画がとんでもないクオリティでしたね。無限城は3DCGでまるごと作って動かしているのだと思うのですが、想像以上に無限城してて（語彙力）圧倒されました。これは……とんでもないアニメになるぞ。無限城のシーンだけで興奮が止まらない。改めて製作スタッフの皆様に感謝を。ありがとうございます。