11話のあらすじ
ジューイチから車を譲り受けたキルコとマルは茨木の高原学園を目指していた。
一方、学園ではトキオが出産を迎えていた。その生まれてくる子についてとある計画を進める園長と猿渡。
ミミヒメは新たに入ってきた5期生の1人・オーマ(CV.木野日菜)が1人でいることに気づき声をかけるが……。
11話の感想
ジューイチから車を譲り受けたキルコとマルは茨木を目指す道中、荒らされて窓もない建物で寝泊まりすることに。しかしその夜、少し離れた場所で煙が上がっていることに気づきます。地図と照らし合わせてそこがまさに目的の高原学園がある場所だと気づくキルコ。
そしてその建物の中にはなんと行方不明だったロビンの姿が……。
当然キルコたちはまだそこにロビンがいることは知らないものの、このままいくと再会となりそうですね。すっかり忘れていたけど結局ロビンが何者で目的は何なのかまだ何も明かされていないので、もしかしたら次回以降はその辺りの話も進んでいくのかな。
さて今回は学園側がメインで話が進み、かなり色々と描かれました。
まずはトキオの出産。激痛に耐え無事にこどもを産んだトキオ。しかし学園のこどもたちは性別の差さえ教えられていないようなので、トキオも自分がこどもを産んだとは知らない様子。
このトキオの出産時、全く別の場所にいたコナが1人苦しむ様子が描かれ、その後には保健室らしき場所で休んでいる姿がありました。コナ曰く、「トキオとシンクロしてしまった」とのこと。どういうこと?
続いてトキオの出産と前後して描かれたのが園長と猿渡の会話。
この会話の中で、
・園長は現在80歳。
・トキオの子に何らかの目的で脳移植手術を施そうとしている。
・園長は青島の体を乗っ取って長生きしようとしている。
・スーパービームと呼ばれる銃が登場(キル光線)。
ことなどが明らかになりました。
この園長、脳移植でめちゃくちゃ長生きしてる……? 青島を自分の後継に選んだのも、ゆくゆくは自分が青島の体に入って成り代わるつもりだったっぽいですね。
もしかして春希がキルコになったあの脳移植も?
前回新たに学園にやってきた最年少の5期生たちの中でも特にインパクトがあったサングラスの子・オーマの能力もかなり衝撃。
みんなに迷惑をかけてしまうからという理由でサングラスをかけ1人で過ごしていたオーマ、実はサングラスを外しその目を直接見た相手は幻覚を見てしまうという恐ろしい能力の持ち主。

その目を見てしまったミミヒメは全身を拘束され尖った刃物などで刺されるという幻覚を見せられ気絶してしまいます。
その幻覚の中、ミミヒメが見た走馬灯のような記憶の中にはなぜか学園を管理する人工知能・ミーナの姿も。果たしてそれは予知能力なのか、それとも過去の記憶なのか。
そして今回一番の衝撃だったのはそのミーナの発言。
ある朝学園のこどもたち全員がプールに集められ、ミーナから「テストを始めます」と言われるシーン。その中でミーナはこどもたちを「ヒルコの皆さん」と言いました。あまりにもさりげないネタバラシにちょっと思考停止しかけました。やっぱりこの子たち全員ヒルコなの……!?
これまでの流れで人間がヒルコになってしまう病気があるのかと思ってましたが、そもそもヒルコになったのは全員この学園のこどもたちだったのでは?
それでふと思い出したんですが、不滅教団の地下でキルコとマルが遭遇した死にかけのヒルコ。あの時キルコが自分が殺されそうになる強烈な幻覚を見せられてたんですよね。え……それってつまり……。
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※本ページの情報は2023年4月時点のものです。
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