12話のあらすじ
幽霊島を守る巨大な動く石像から逃げ1人森の中で金目の物を探す芳乃。そこでケースに収納されていた奇妙な遺物を発見する。
一方、何者かに襲撃され銃撃戦となった優だったが、相手はトライデントの少佐・ボーマン(CV.菅生隆之)だった。かつてアーカムのスプリガンだったボーマンは優にとって元教官であり尊敬すべき相手だったが……。
12話の感想
優たち以外にトライデントから唯一島に上陸していたボーマン。しかし実は彼が元アーカムのスプリガンだったことが判明。しかも優にとっては戦闘技術を教えてくれた教官。優の師匠は朧かと思ってましたが、もう一人いたんですね。
教官だったというだけありボーマンは優を圧倒するほどの実力者。もう一人の自分を作り出す「ドッペルゲンガー」というチート技も使える上に、世界で5本指に入るほどのナイフの実力者だそうで……。
この「ドッペルゲンガー」ついてボーマンは一種の催眠術と説明してましたがそんなことまでできるのか。朧(とボー)がやってた高速移動による残像で分身したように見せるアレとはまた違った理屈のようですね。
それはともかくボーマンとの会話の中で、優くんの過去がまた少しだけ明らかにされました。
幼少期に何か悲劇が起こったらしい優くん。スプリガンとしての使命感や在り方は共感であるボーマンの影響が強かった様子。
これまでも戦闘中何度か優くんの瞳が赤くなって身体能力が一時的に向上するシーンがありましたが、こどもの頃からあったようですね。まだまだ優くんの過去にはいろいろありそう。
かつては優秀なスプリガンであり優くんの教官でもあったボーマン。しかし今はアーカムを抜け、敵対するトライデントの傭兵になってしまい、セリフの端々からアーカムに対する不信感のようなものが見え隠れしました。アーカムにも優くんの知らない裏の顔がありそう。
幽霊島の動力源であるピラミッド破壊までは手を組んだものの、最後は一騎打ちとなった優くんとボーマン。最終的にはドッペルゲンガーの秘密を見抜いた優くんが勝ち、ボーマンは愛する教え子の腕の中で息を引き取りましたが……なんとなくボーマンは最初からこうなることを望んでいたように思えますね。彼ほどの実力ならいつでも優くんを殺せただろうにそうしなかったのは、最後にもう一度自分の全てを優くんに叩きこんで、アーカムへの警告を残しここで命を終えるつもりだったのかなと。
優くんにとってはあまりにも残酷な別れではあったけれど……。
ところで今回は芳乃大人しかったですね。まああの首飾りを拾ったせいで優くんとボーマンが殺し合う羽目になった気もしますが、どっちみちボーマンはあそこで死ぬつもりだったようにも思えるし。
何よりもなんだかんだ言いながら危険を承知で優くんを迎えに来た芳乃ちゃんにキュンとしました。いいとこあるじゃん。
そしてこれが最終回だったわけですが、なんと! ED後に続編を匂わす意味深な登場人物たちが……!
森久保祥太郎さん演じる金谷唱と青山穣さん演じるラルフ・クーリーというキャラが新たに登場しました。これは第2期に期待できそう!
動画配信
※本ページの情報は2023年7月時点のものです。
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