【アニメ感想】BLEACH 千年血戦篇-訣別譚- 第24話「TOO EARLY TO WIN TOO LATE TO KNOW」

アニメ

2023.09.242023.10.01

24話のあらすじ

霊王宮に打ち上げるための砲台に乗り込んでいた一護たちだったがそこへ霊王宮のことを良く知ると豪語する志波岩鷲がんじゅが現れる。一護、織姫、チャド、夜一、そして岩鷲の5人はついに霊王宮へ向けて打ち上げられるが……。

一方、霊王宮へと足を踏み入れたユーハバッハとハッシュヴァルト・雨竜。彼らを迎え入れたのは零番隊・修多羅しゅたら千手丸せんじゅまる（CV.佐藤利奈）だった。

24話の感想

まずは久々の登場となった志波岩鷲。懐かしいですね～。一護たちが初めて瀞霊廷に来た時は一緒に戦う仲間でもありましたが、一緒に前線に向かうのはもしかしてあの時以来？
行先は違えどルキア奪還作戦の時と同じく砲台で戦地に向かうという演出が改めてぐっときました。
あとこのメンツに夜一さんがいるということはついに戦うお姿が久々に見られるということですよね。嬉しい。

さて一護たちが向かう霊王宮では一足先にユーハバッハ・ハッシュヴァルト・雨竜が到着。
と言っても3人だけではなく、なんとユーハバッハが親衛隊4人を召喚。
初登場となった巨大なライフル使いのリジェ・バロ（CV.日野聡）、羽根のついた仮面を被っているジェラルド・ヴァルキリー（CV.小山剛志）、フードで顔を隠しセリフもなかったペルニダ・パルンカジャス、そして瀞霊廷侵攻にも現れたアスキン・ナックルヴァール（CV.武内駿輔）。ここへ来て更なるシンキャラ登場とは。
ちなみにこの前にニャンゾル・ワイゾルくんも登場しましたが瞬殺されてしまいました。このニャンゾルくん、演じていたのが保志総一朗さんだったんですが、まあ～～～声が可愛い。舌が2枚なせいで喋りづらいのか舌足らずなのが可愛くて、それを保志さんが見事に表現してるんですよね。何が凄いってたぶんニャンゾルくんと同じ舌を出したまま演じていると思うんですが、普通なら何を言ってるか分からなくなりそうなところをしっかりセリフが聞き取れる。それでいて適度に聞き取りづらい。天才かな？？

出典：【公式】TVアニメ『BLEACH』（@BLEACHanimation）より

一方の迎え撃つ零番隊はすでに登場していますが戦う姿を見せるのは初めて。それぞれが規格外の強さを見せてくれました。
ニャンゾルを瞬殺した千手丸さんは景色と同化している巨大な布（暖簾？）を空間に被せることで本物そっくりの空間を作り出す能力。さらに一瞬でニャンゾルにお手製の服を着せて殺すという早業も。
彼女がリジェのライフルで頭をぶち抜かれたりニャンゾルくんに全身折りたたまれたりする描写はかなりのグロさで衝撃的でした。幻で良かった……。

曳舟桐生は自ら生み出した樹木を空間に張り巡らせ木の檻で相手を閉じ込める能力。謎の能力でユーハバッハだけは抜け出していましたが。リジェのライフルでも樹木は撃ち抜けず、霊子を吸収して即座に再生するという防御力高めな能力ですね。

独特な自己紹介（？）が特徴的な二枚屋王悦はいくら斬っても刃こぼれせず鞘を作ることすらできないという異常な切れ味の斬魄刀「鞘伏」でジェラルド・リジェ・ペルニダを瞬殺しました。強すぎんか？？
こちらも演じる上田耀司さんのお芝居が素晴らしくて、陽気なラッパーから敵を切り伏せる強者へと声が徐々に切り替わっていく様が凄すぎました。さすがはカメレオン声優……。

リーゼントの麒麟寺さんとリーダー格のまなこ和尚こと兵主部さんに関しては未だ実力は未知数ですが、ここから滅却師たちとの戦いが激化していく感じでしょうか。
気になるのは霊王がどういう形で存在している（生きてる？）のかという点と、一護たちがどのタイミングで霊王宮に到着するのかという点。
一護たち&零番隊VS滅却師という形になるのでしょうか。次回はいよいよ第2クールの最終回1時間スペシャルです。