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【アニメ感想】るろうに剣心-明治剣客浪漫譚- 第十三話 「死闘の果て」

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13話のあらすじ

剣心と蒼紫、2人を同時に始末するために巨大なガトリングを持ち出した観柳。満身創痍で動けない蒼紫を、駆け付けた式尉が庇って銃弾を浴びてしまう。さらに、火男と癋見も蒼紫を守ろうとするがガトリングの前に力尽きる。そして般若もまた剣心に後を託して飛び出すが……。

13話の感想

剣心たちの敵として立ちはだかった御庭番衆でしたが、今回はしんみりとさせる何とも切ないお話でした。
剣心・蒼紫という邪魔者2人を一掃するためにガトリングを持ち出した観柳。剣心との戦闘直後で動けない蒼紫を守るために、御庭番衆の式尉・火男・癋見・般若は次々とガトリングの前に散っていきました。それを呆然と見つめる蒼紫の表情……。

明治政府によって最後の戦いの場を与えられることもなく解散させられた御庭番衆。
御頭の蒼紫にだけは陸軍や護衛など多くの要職が政府によって用意されていたのに対し、部下たちには何の道も与えられず生活の術がないからと、政府からの誘いを全て断ったという蒼紫。
観柳の手下になって用心棒をしていたのも部下たちに職を与えるためと、幕末最強と謳われた人斬り抜刀斎を倒して御庭番衆こそが最強と示すため。
蒼紫の行動原理は全て部下のため、御庭番衆のため。
それに対して般若たち4人の部下も最期は蒼紫を庇って、蒼紫のために命を散らしました。何とも切なくやるせない……。

抜刀斎にも負けて、大切な部下たちも失い、このままでは蒼紫は生きる理由を失ってしまうのでは……と危惧していたところ、剣心が再戦を申し込むことで蒼紫に「復讐」という生きる理由を与えたのがぐっときました。
お互いに似たような境遇だからか剣心も蒼紫にはいろいろ思うところがありそうですね。
しかし4人の首を落として持ち出してまで墓を作ってあげる蒼紫、なんかもういろいろ尊い。

一方最後の最後までクズっぷりを見せてくれた観柳はいいキャラでしたね。本当に、観柳役の真殿光昭さんが楽しそうでw
「ガトリングを制する者は世界を制す」とかガトリングぶっ放しながら「ガトガトガトガト!」と謎の効果音を口走ってたり面白すぎました。こんなのに殺される御庭番衆たちが不憫でならない……。
ガトリングという圧倒的破壊力の近代兵器で世界を手にしたみたいにはしゃいでた観柳が、最後は弾切れという呆気ない幕引きで剣心にぶん殴られて終わりというのが皮肉でいいですね。予備で拳銃くらい持っておけばよかったのに。まあ拳銃程度じゃ剣心には無意味でしょうが。

それに対して恵はしっかり覚悟見せてくれました。自害しようとしたことはともかく、自ら出頭して罪を償おうとした姿がかっこよかったです。あそこで逃げずに自分の罪と向き合ったからこそ、左之助も許せたのかなと。
阿片を製造して多くの人を苦しめ死に至らしめてしまった恵、そして人斬り抜刀斎として多くの人を殺してきた剣心。自らの命を持って罪を償うのではなく、今度はなるべく多くの人を助けることこそが本当に償いになると剣心が諭したのがまた良かった。剣心が言うからこそ言葉の重みが違いますね。

さて無事に観柳を倒し、恵も仲間になり、キリよく13話で第1クール終了となりました。
作画も綺麗で声優も豪華、さらに原作の和月先生が総監修ということもあってアニメならではの改変も多かったようでリメイクとしては今のところ大成功ですね。
いよいよ次回からは第2クールがスタート。どんな展開になるのか楽しみです。

出典:TVアニメ「るろうに剣心 ‐明治剣客浪漫譚‐」公式(@ruroken_anime)より
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※本ページの情報は2023年7月時点のものです。
最新の配信状況は各配信サイトにてご確認ください。

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