【アニメ感想】アンデッドアンラック第5話「我々は否定する」【アニメ感想】アンデッドアンラック第5話「我々は否定する」 |

【アニメ感想】アンデッドアンラック第5話「我々は否定する」

アニメ

2023.11.042023.11.11

5話のあらすじ

ジーナの死に涙する風子に、アンディはジーナがユニオンに属し生きるために殺すことを悩み続け死を望んでいたことを語る。ジーナのためにも組織のやり方を変えたいと誓った風子だったが、息吐く間もなく2人はユニオンのメンバーが待つ円卓の場へと強制的に連れていかれてしまう。

5話の感想

いよいよユニオンの否定者チーム・円卓のメンバーが今回初めて全員登場しました。アンディが倒したボイドとジーナの枠には風子とアンディが座り、すでに登場していたシェイを除けば一気に7人が登場。それと同時に、この世界が想像以上に複雑で壮大な伏線が仕込まれているらしいことも明らかになりました。

円卓メンバーのリーダー格は仮面で顔を隠している女性・ジュイス。冷静沈着な性格で風子の討伐を命じたのも彼女のようですが、血も涙もないわけではないらしく風子にも謝罪していたのでだいぶ話が通じる人の様子。演じるのは伊瀬茉莉也さん。

出典：アニメ『アンデッドアンラック』公式【10月6日放送開始】（@undeadunluck_an)より

円卓の座で風子の隣に座っていた褐色肌の元気な少年・トップ役は岡本信彦さん。生意気系かと思いきや風子の質問にちゃんと答えてくれたり結構親切そう。かわいい。
巨大な丸いロボットのようなタチアナはそもそも人間なのかも良く分かりませんが、声優はまさかの釘宮理恵さん。ということは中身は少女？ジーナを慕っていたようでアンディを目の仇にしているようです。
そのタチアナの世話をしていたサングラスの男は小山力也さん演じるビリー。ロボットの中のタチアナにお寿司を与えていたのが印象的です。
ちょっと不気味な風貌のニコ役は遊佐浩二さん。一応科学者のようです。
ニコと一緒にいたフィルという無表情な少年と、一心という鎧武者の男（？）は現状声優が発表されていません。

ジーナが長年ユニオンに属し時には殺しの仕事もしなければならなかったことに苦しみ続けていたことを知り、風子は組織のやり方を変えたいと願いアンディと決意を共にしていました。
ところがどうやらそう簡単な話でもないようで。
この世界で最初に発見された古代遺物アーティファクトの喋る本・アポカリプス（CV.杉田智和）によって円卓メンバーにはいくつかのクエストが提示され、それぞれのクエストへの参加人数、クリアした場合の報酬、失敗した場合のペナルティ、そして全クエストの期限が定められているのだとか。
ジュイス曰く、この世界にはいくつものルールが一つずつ追加（性別や死など）されているそう。ジュイスたちはクエストをクリアしアポカリプスの先にいる創造主――つまり神を倒すために戦い続けていると。
この世界には星がない（つまり月以外の天体が存在しない）という不思議な世界観なのも、このクエストや創造主などが関係していそう。
彼らが「否定者」と呼ばれているのも、この世界に追加されたルールを否定できる存在だからのようです。
何気にものすごく壮大な物語で驚かされました。謎が多すぎてわくわくしますね。

さてアンディの一声によって提示されたクエストの中で最も難関のスポイルというUMAの捕獲任務を行うことになったアンディ・風子・シェンの3人。
シェンの部下だというムイちゃんによって風子はユニオン支給の制服に袖を通すことに。シェン曰く、制服は超頑丈に作られており、ネクタイは世界の全交通機関のフリーパスかつ言語翻訳機能、そしてUとNを組み合わせたデザインのエンブレムにはクエスト参加に必要な証なのだとか。めちゃくちゃハイテク。
元来服を着るのがあまり好きではないらしいアンディでしたが、施設内で逃げ出した服のUMA「クローゼス」を捕獲したことで並大抵のことでは壊れず即再生する服をゲット。
ユニオンに所属して最初のバトルとなりましたが、物語通して初めて風子が自分自身の意思で不運を呼び込みムイちゃんを助けたのが印象的でした。
出会って数時間だったのもありムイちゃんに起こった不運は天井からコンクリートのブロックが落ちてきて気絶する程度のものでしたが、そう考えると一瞬触れただけでもマグマが噴出して焼け死んでたアンディにはそうとう好意があるようですね……可愛い。
でもめちゃくちゃ仲良し指定なシェンとムイちゃんもめちゃくちゃ可愛かったです。というか石川由依さん演じるムイちゃんの声が超絶可愛い。