1話のあらすじ
恋愛経験がないまま30歳になったサラリーマンの安達(CV.小林千晃)は“触れた人の心が読める”という魔法が使えるようになっていた。
地味で不便な能力にうんざりしていた安達はある日、同期のイケメン・黒沢(CV.鈴木崚汰)の心を読んでしまい、自分に好意を抱いていることを知ってしまう。
1話の感想
・超王道BLアニメ
キラキラしたハッピーなOPテーマ、主演声優2人が歌うアイドルソングみたいなEDテーマ、イケメンに好意を寄せられせていると知って意識してしまう冴えない主人公……これでもかと王道を行くBLアニメでした。懐かしさすら覚えるほど。
久々にザ・BLなアニメを見たのでキラキラすぎてちょっと圧されました。
・ちょっと地味で不便な魔法
ある日“触れた人の心が読める”ようになってしまった冴えないサラリーマンの安達。便利そうに見えて、コンビニではレジのお姉さんに『触っちゃった、マジ無理』と笑顔の裏でキモがられるし、満員電車ではあっちこっちから愚痴やら暴言が飛び交う地獄。
ちょっとうんざり気味の安達でしたが、会社で同期のイケメン・黒沢が仕事も出来て女性からもモテる姿に嫉妬して、ちょっと心を覗いてやろうと触れてしまったのが運の尽き。
実は黒沢が安達に片思いしていることが発覚してしまうのでした。

・少女漫画みたいな恋の始まり
タイトルはアレですが導入は少女漫画のようだなという印象でした。
真面目だけど地味で自分に自信がない安達と、真面目だけどちょっと抜けてる安達が放っておけない黒沢。イケメンで仕事も出来て性格もいい人気者の黒沢がなぜ自分なんかを? と戸惑う安達の姿が描かれています。
男同士という以外はほぼ少女漫画だなーと。安達も30歳にしては童顔で小柄だし、黒沢のイケメン具合もまさに女性の理想という感じ。
・見ていて不快感がない
一昔前のBLって「男同士なのに」とか「男に好かれるなんて」みたいなセリフがある作品も多かった印象なんですが、チェリまほに限らず最近のBLはそういうセリフはほぼないんですよね。
安達も黒沢に好かれていると知ってびっくりはするものの、それは男同士だからではなく、「イケメンで超ハイスペックな黒沢が、なぜ地味で目立たない俺なんかを?」という驚き。そういうところがストレスフリーで見やすいですね。
今後はもしかしたら男同士ならではの難しさなども描かれたりするのかもしれませんが。
・安達に好感がモテる
安達自身は恋愛経験がなく職場でも地味な自分のことをあまり好きではないようですが、黒沢が心の中で“真面目なところが好き”と言っていたのも頷ける魅力が1話でしっかりと描かれていました。
黒沢に好かれていると知っても気持ち悪がらず普通に接するところ、資料作成を黒沢に手伝ってもらったと正直に上司に報告するところ、このまま友達同士で楽しくと考えたことに対して黒沢に申し訳ないと謝るところ、高い焼肉を奢ってもらうのをよしとせず全額ちゃんと返したことなど。
ちゃんと好感の持てる主人公、なおかつ真面目さが伝わってくるエピソード満載で説得力がありました。
あと黒沢の目からはちゃんと可愛く見えているようですが、普段はボサボサ感があるところがいいですね。可愛すぎないというか。

・このままプラトニックを貫いてほしい
BLに限らず体から始まる関係みたいのってありますが、チェリまほはキスどころか一切恋心を口にしない黒沢VS好意を知っていながら優しさに甘えようとした自分を責めて距離を置く安達という超奥手な感じが見ていて安心感があります。このままこの安心感を最後まで貫いてほしい。
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※本ページの情報は2024年1月時点のものです。
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