11話のあらすじ
ついに池袋駅に到着したアポジー号。葉香の匂いを嗅ぎつけたポチさんが駆け出し、池袋の自警団に追われながら静留たちも走り出す。
そしてついに葉香との再会を果たすが、記憶を失った彼女は静留やポチさんのことを覚えておらず……。
11話の感想
西武池袋線の始発駅・池袋にやっとの思いで到着したアポジー号。
これまで池袋の住人は葉香とポンタロー、ポチの3人と抵抗する人々(茶碗蒸しにされた)しか登場していませんでしたが、他にもまだ人が住んでいることが明らかになりました。
元々の池袋の住民は木彫りのフクロウになっていたようです。いけふくろうですねw
他にはポンタローの部下である仮面をつけた自警団(池袋線外の人なので人間)が町を見回っています。
さてホームにアポジー号が停車すると早速ポチさんが匂いを嗅ぎつけて静留たちを案内。まっすぐに葉香が住む部屋を見つけて、あっという間に静留たちは再会を果たします。
しかしみんなを見ても記憶が戻らない葉香。それどころかポチさんすら覚えていない様子。葉香に触れようとしても謎の力が発動し接触が拒絶されてしまいました。
そうこうしているうちにポンタローと自警団に見つかり、一行は葉香とちゃんと話すこともままならずアポジー号に逃げ込み椎名町駅へと逆戻り……。
葉香の様子がおかしかった理由を「まだ怒ってるからかもしれない」と落ち込む静留。
そんな時、椎名町駅のホームでなんと黒木率いるゾンビたちとまさかの再会。このままいくとゾンビたちが住んでいられる環境がなくなってしまうため、この世界をもとに戻すため協力したいという黒木ちゃん。
さらにアポジー号で繁殖したゴーヤがなぜか吾野と繋がり善治郎とマコトさんに通話が繋がり(ゴーヤすげえな!?)この世界をもとに戻すには“7G事件”のきっかけとなったスイッチをONからOFFにする必要があると助言をもらいます。1話で葉香が押したあのボタンですね。
こうして静留たちは池袋へ戻り、7Gボタンに引き寄せられるゾンビたちのおかげでボタンを発見するのですが……。
気になるのは葉香の世話係であるポチの正体。葉香を絶対的な主として守るボディーガードである一方で、助けに来た静留たちに対して特別敵意を抱いている様子がなかったように見えました。
葉香本人の意思を尊重したい旨の発言もありつつ、ポンタローには逆らえないようで7Gボタンを押しに来た静留たちを圧倒的なパワーでなぎ倒してしまいます。しかしポチさん相手には「戦えない」と言っていたことから、葉香が生み出したもう一人のポチさんの可能性も。
黒木ちゃんやゾンビとの共闘などクライマックスにふさわしい熱い展開となりましたが、軽快なかけあいが毎度楽しい本作の中でも今回は特に印象的でした。
7G事件を引き起こした張本人でありながら責任逃れのために今の世界を維持しようとしているポンタローに対し、自分勝手と怒る静留はしかし自分の言葉がブーメランとなり落ち込んでしまいます。かつての静留も自分のことしか考えておらずそのせいで葉香を傷つけてしまったから。
またみんながそれぞれ一度は言ってみたいセリフ「お前の目は節穴か」などと口々に言う中、静留は「言いたいこと……」と悲しそうな表情。葉香と再会した時、真っ先に「ごめん」の一言が出てこなかったことを後悔していたのかも。
次回はついに最終話。晶たちが押しても何も起こらなかった7Gボタン、ポチに倒されてしまった静留たち、記憶の戻らない葉香、そして葉香を連れて逃げ出すポンタロー。
果たして世界はもとに戻るのか、静留は葉香に「ごめん」と言えるのか、2人は仲直りできるのか。
ところでひばりヶ丘駅でみんながフラッシュバックしたあのトラウマは伏線回収されるんですか……!?
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※本ページの情報は2024年4月時点のものです。
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