アニメアニメ感想

パリピ孔明 #1 「孔明、渋谷に降り立つ」 感想

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1話のあらすじ

234年、五丈原で命を落とした諸葛孔明(CV.置鮎龍太郎)。ところが次に目を覚ますと、そこはハロウィン真っ只中の渋谷だった。仮装した人々の姿を見て地獄だと勘違いした孔明は、絡んできた青年二人を獄卒だと思い込み、酒を飲まされクラブへと連れていかれる。爆音流れるクラブに最初は耳を押さえていた孔明だが、ステージで歌い出した月見英子(CV.本渡楓)の歌声に心を打たれ……。

1話の感想

・ストーリー
諸葛孔明が現代渋谷に転生して売れないシンガーの英子の軍師となる、というあらすじだけ見るとトンデモストーリーですが、実際見てみると孔明や英子の心情が意外にも丁寧に描かれていてスッと物語に入り込めました。テンポはかなり早いのに作り自体は丁寧なので、サクサク進むけど物語には無理がない感じです。
個人的には、英子やオーナーが孔明のことを転生してきたのかただのコスプレなのかをしつこく言及せずにノリで進んでいくのが面白くて笑いました。本物かどうかは関係ないってスタンスが今どきっぽくて素敵。
また、主に孔明の回想の中で三国志について語られ、三国志に詳しくなくても分かりやすく説明されているのも良かった。三国時代を生き抜いてきた孔明だからこそのセリフや信条も素敵でした。

・作画
さすがのP.A.WORKSさん、めちゃくちゃ作画が綺麗でした。どこを切り取っても作画が丁寧で、特に歌唱シーンの力の入れようは素晴らしかった。本作はギャグアニメではなく、音楽アニメとしても真面目に作っているというのがとても伝わってきました。英子がギターで弾き語りするシーンなんか、ギターを弾く指の動きから、口の動き、髪の揺れ、自然と体が動くことまでものすごく丁寧に描かれていて感動しました。とてつもないこだわりを感じました。

・声優
孔明を置鮎さんが演じているというだけで笑えてしまうキャスティング最高。一瞬しか登場しない劉備の声を浪川大輔さんが演じていたのも、豪華過ぎてちょっと笑いました。
英子を演じる本渡楓ちゃんと、歌唱を担当する96猫さんの声に違和感がなかったのも良かった。セリフから歌へと移行するシーンもほとんど違和感がなく、言われなければ楓ちゃんが歌っていると思ったかも。96猫さんの歌唱力もさすがで、孔明が歌声に感動したことへの説得力もありました。

・総評
ギャグアニメかなと思わせておいて、しっかりストーリーがあって早くも続きが気になっています。テンポが良くて見やすいし、劇中歌やED曲も音楽として楽しめる良作。単純に絵も綺麗で可愛いので、難しいこと考えずに楽しめるのもいいですね。

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