アニメアニメ感想

であいもん 第十一話 「よきかな」 感想

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11話のあらすじ

風邪を引いて寝込んでしまった和。夢の中で、高校時代に慕っていた先輩・巴との会話を思い出す。緑松の和菓子が縁で巴と知り合ったものの、和菓子職人への夢を諦めかけていた和は巴のギターに憧れ教えを乞う。何か心に決着をつけたい時に緑松に戻ってくる、という巴の言葉を思い出した和は……。

11話の感想

これまで度々和の回想の中で登場してきた一果の父・巴。今回は和の夢の中でガッツリ高校時代の彼が描かれました。
祖父が「和は他の道に進んだほうがいいのかもしれない」と言っていたのを聞いてしまってから将来に悩んでいた和。高校入学と共に、先輩である巴がギターを弾いていたのを見て音楽に興味を持ち始めます。一方の巴も緑松の和菓子がきっかけに和と知り合うように。当時の和にとっては辛い気持ちもあったかもですが、結果的には緑松が2人を繋げたようにも思えます。
面白いのは、高校時代の巴と和は今の2人と性格が逆転しているように見えたこと。一果の記憶の中よりも明るく社交的な巴と、何か思い悩むような少し暗い表情の多い和。時間は人をこんなにも変えていくんですね。
特に巴はだいぶ今と昔とで雰囲気が違っていて、それもあって和は一果のパパ=巴という可能性に気づけないのかも。巴の苗字知ってるなら、ギター、京都弁、緑松を頼り、などのキーワードで気づきそうな気もするんですよね。よっぽど印象が違うんだろうな。まあ後、先輩はもう京都にはいないって思い込みもありそう。

今回はバレンタイン前後ということもあって美弦ちゃんや佳乃子さんの可愛いエピソードもありましたが、それ以上に一果ちゃんがとにかく切なかった。
一果にとって雪は、パパに置いて行かれた日、という悲しいイメージが強すぎるんだろうな。
でもそのことを知ってか知らずか、和が遊びに連れ出すのがまた胸に刺さる。和のすごいところは相手が悩んでいることや落ち込んでいることを無理に聞き出すことはせず、その時相手が何を心から望んでいるのかを行動で叶えてあげられるところ。しかも押しつけがましくなく、あくまでも自分がやりたいから一緒にやろーよというスタンスなところが、めちゃくちゃ好きです。
悲しいことがあったのならそれを消そうとするのではなく楽しいことで上書きしちゃおうという考え方がもう素敵。そしてそれを一切言葉にしないのが本当にすごい。和がどこまで考えてやってるの分からないのもまたいいんですよね。

あと、声優に関して思ったのは信長くんと禎丞さんが親友役ってのが声ヲタとしてはぶっ刺さりますね。このキャスティングは狙ってやったのか偶然なのか……。なんとなくですが、数年前だったらこの2人逆のキャスティングだったかもなーなんて思ったりもしました。声の雰囲気的に少し硬めも信長くん、柔らかめの禎丞さんというイメージがあったので。ただ最近の信長くんがもうどんどん役幅広がってもはや宇宙なので、今の時点ではこの配役が完璧にピッタリ。
もう何度も言ってますが、信長くんの和は本当にすごいです。声の抜け具合や、声の角のなさ、柔らかさ、本当に和の性格を体現したような声に毎回驚かされます。

次回はついに最終回ですが、毎週の癒しだった本作が終わってしまうのがめちゃくちゃ寂しい……。和が心のオアシスになってたので聞けなくなるのが本当に残念です。もしかして2期とかあるかな……? と期待しながら次回もしっかり楽しみたいと思います。

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