2話のあらすじ
トルフィンの住む村に突如やってきた巨大な軍艦。彼らはヨーム戦士団と名乗り、トールズと話をさせるよう要求してくる。ヨーム戦士団の小隊長フローキ(CV.斧アツシ)はかつて大隊長だったトールズを、イングランドとの戦争に呼び戻そうとしていた。村を人質に取られたトールズはフローキの要求を受け入れるが……。
2話の感想
まだ2話なのに既に嫌な予感しかしなくて心が折れそうです……怖い。
第1話では(そこそこ)平和でしたが、いよいよ戦争が近づいてきました。
冒頭に描かれたのはイングランド北部ヴァイキング拠点でのイングランド軍による襲撃。なんでも土曜日はヴァイキングにとって風呂の日であるそうで、川辺での入浴中に襲撃され女こども問わず大勢が犠牲に。その中にデンマーク王国スヴェン王の妹もいたとのことから、デンマークはイングランドへの戦を始めることに。
その戦にトールズが誘われたわけですね。
元々トールズはヨーム戦士団の大隊長で戦鬼(トロル)と呼び恐れられるほどの戦士だったそうで、ヨーム戦士団はその実力を買って再び戦場に連れ戻そうしていた……のかと思いきや。ラストでそれらが罠だったことが発覚。ますます嫌な予感しかしません。
印象的だったのは村のこどもたちの戦に対する考え方。トールズがかつて強力な戦士だったことやこれから戦が始まることにたいして大喜び。自分達も連れていってもらえるのかとワックワクな姿に、結構な衝撃を受けました。現代人で戦争に行きたいという人は少数派だと思いますが、この時代では戦って勝つことはそれだけ名誉なことだったんでしょうね。
トルフィンたちこどもたちの戦ごっこ(?)も、結構本格的だし生まれた時から当たり前にあるものが戦だったんだろうなと思うと……この時代に生まれなくてよかった。
きっと死も身近なものだったんだろうと思いますが、それでもこの時代の人たちにとっても戦場は地獄だったんじゃないんですかね。これからその辺りも描かれるのかなと思うと見たいような見たくないような。(見たくない)
そんな中、父の戦士としての強さを知ったトルフィンは自分も戦に連れていってもらおうとはりきった結果、いつもの遊びで攻撃を喰らったら死ぬ(倒れる)というルールを無視しボコボコにしてしまい挙句に骨折までさせてしまいます。それでもトルフィンは反省せず、家の中の物置を漁りそこに隠されていた小さな剣を発見。
そんなトルフィンに対してトールズが語りかけた「誰が敵なのか」「敵などいない」という言葉の数々にグッときました。殺し合いに嫌気が刺したトールズだからこその言葉でしたが、トルフィンには結局届かず……。
トルフィン、絶対こっそり船に乗り込んじゃうんだろうな……。絶対巻き込まれるんだろうな……。
痛いシーンが出てくるたびに内心ヒョエーッてなりながら見てるんですが(なんなら武器が登場しただけでビクビクしてる)世界史好きにはやっぱりたまらない題材ですね。ヴァイキングと北欧の歴史にはずっと興味あったので本当に面白いです。次回もその辺を楽しみにしながら頑張って見たいと思います。
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