11話のあらすじ
「こどもたちの棟」と「おじい様と共にある棟」を繋ぐ唯一の場所である栄光の廊下にて、マリーローズとローズマリーの引き渡しが行われることになりケイトとエミリコもその場を見届けることに。
別れ際マリーローズから「約束を果たせなくてごめん」と告げられたバーバラの脳裏に、かつての幸せだった日々が蘇る。
11話の感想
これまで断片的に語られてきたバーバラとローズマリーの過去、そしてこどもたちから尊敬されていたクリストファーの素顔が初めて明かされました。
同期でありながら性格も能力も真逆だったバーバラとローズマリー。お披露目を1位で通過したローズマリーのことを引っ込み思案だったバーバラは尊敬していたようです。
しかしそれ以上にバーバラが慕っていたのがクリストファー。利発的で誰に対しても分け隔てなく優しいクリストファーは同期だったあのエドワードですら敵わないところもあったようで、人徳があったのがうかがえます。
このバーバラの回想ではバービーの身体能力がかなり高いこと、ベンジャミンとベンはこの頃まだ貧弱だったこと、まだ幼かったオリバーはすでに発明大好きで問題児だったことなども描かれました。現星つきの幼い姿……かわいい。
あとクリストファーの生き人形であるアンソニーも初登場。後半のローズマリーの回想で初めて喋りましたが、クリストファーよりもちょっと低めで落ち着いた声でした。ちなみにどちらも演じているのは小野賢章さん。
しかし彼らが「おじい様と共にある棟」へお呼ばれしたことで、幸せだったバービーやローズマリーたちの日々は終わりを迎えます。
クリストファーはお呼ばれしたのち、一体化の真実を知り自害。逃げてきたアンソニーはその事実をローズマリーに伝えにきます。結果大人になる前にその真実を知ってしまったローズマリーも今回のような事件を起こすことに……。
気になるのはアンソニーがその後どうなったかですよね。逃げてきたことを大人たちは知っているんでしょうか。それともクリストファーが一体化に失敗して一緒に死んだと思われてるのかな。問題はローズマリーに伝えたあとどうなったかが気になる……まだどこかで生きてるのかな。
そしてマリーローズとローズマリー。栄光の廊下でエドワードの隙をついて亡霊を操るも失敗、その後負けを悟り2人で抱き合って館の外の崖下へ……。彼女たちにとっては館に支配されたまま死を迎えるよりも幸せだったのかもしれませんが、それでもあまりに悲しい最後。……でもマリーローズの能力なら飛び降りてもワンチャン希望はありそう。生きててほしい。
関係ないけどどっちがマリーローズでどっちがローズマリーか、書いてて毎回こんがらがります。
なんとも言えない終わり方をしたこの第11話、次は2期の最終回となり果たしてどう区切りをつけるのか気になります。原作はまだまだ続いていますし、次回で一旦終わっても絶対最後までアニメ化してほしい。あと本当にみんな幸せになってほしい……。
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