アニメアニメ感想

ラブオールプレー 第23話 「時つ風」 感想

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23話のあらすじ

悲願の団体戦優勝を手にするも熱中症で倒れてしまった松田。病院に搬送された松田はそこで応援に来ていた父と言葉を交わす。

一方亮や遊佐のことが気になりつつも、試合のライブビューイングにも駆け付けず亮からのメッセージにもこたえることのない里佳。彼女は自分の想いを亮に押し付けていたのではないかと気にしていた。

23話の感想

横浜湊の父母で唯一会場に応援に来ていた松田パパ。前回も海老原監督とアイコンタクト取ってるシーンがありましたが、今回は「海老原くんに来ないと後悔すると言われた」というセリフがありました。……この2人知り合いなんだっけ?? なんかそういう設定あったっけ……覚えてない。
それはともかく松田くんとパパの会話は中々にグッとくるものがありましたね。「一緒にご飯を食べるということは一緒に生きるということ」というセリフはアニメ史に残る名台詞なんじゃないでしょうか。確かに一緒にご飯食べるシーンってなんか感動すること多いですよね。ともに食事をするということはある程度相手に気を許してないとできないし。かなり深いセリフ。
そう思って振り返ると、榊くんが自宅のレストランに松田くんをしょっちゅう誘っていたのも仲良くなるための布石なんだったんだなと気づけました。松田くんが真の友情に気づけたのはこの榊くんの功績がかなりでかいですね。

そして1話から登場しつつも今回初めてその内面が描かれた水嶋くんの姉・里佳さん。水嶋くんを横浜湊へ行くよう背中を押し、そして遊佐くんを横浜湊へ導いた女神。
そんな彼女は共働きで忙しかった両親に代わり、水嶋くんの世話をしてきた親代わり。里佳さんにとって水嶋くんは弟であり息子でもあったんでしょうね。だからこそ時には口うるさく助言してきた里佳さん。けれどそれが逆に彼への押し付けになっていたのではと不安になっていたようで、この辺りの描写はさすが。大人しかった弟がキレて反抗するようになって弟離れを決意する、まさに反抗期の息子を持つ親。
でもそれが結果的にウジウジする羽目になってしまった里佳さんを、今度はお母さんが同じように叱咤激励する姿が、しっかり血を受け継いでる感じがして微笑ましかったです。

そんな中今回一番の見どころだったのは何と言ってもおあずけをくらいすぎておかしくなってしまった遊佐くん。いつの間にか言い返されるようになってしまった後輩と口では絶対に勝てない想い人に挟まれて右往左往する遊佐くん最高に可愛かったです、はい。優勝。

というわけでやっぱり日常シーンの描き方は本当に面白い。学園青春たまにラブコメとしてはもう百点満点なんだよな。
逆にスポーツアニメとしては赤点ギリギリ。ダブルスで負傷して負けちゃった東山ツインズに「水嶋に託す!」とか言われても何の感慨もないのよ……。どんな試合かも分からんし、そもそもツインズの試合まともに描かれたことないし、成長も描かれてないし、もはや負けてもマジで「ふ~ん」以外の感想出てこない。こうしてみるとツインズマジで不憫。
水嶋くんの準決勝ダイジェストも失笑モノでした。埼玉ふたばの伊達さんを強敵と言っておきながらあっさりと勝ってしまう主人公……。伊達さんの強さが結局最後まで何一つ分からなかった。めちゃくちゃ不憫。
こうして第1話冒頭で予告されていた水嶋くんVS遊佐くんのシングルス決勝が始まるわけですが、この2人の戦いを描くためだけにお膳立てされてきた物語という印象です。キャラも魅力的だしバド以外の部分は本当に面白いんだけどなー。スポーツアニメの醍醐味である緊張感とかカタルシスとか一切ないんですよね。でもここまで頑張ってみてきたので最終回もゆるく楽しみたいと思います。

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