2話のあらすじ
ロシアSVRのエージェント・諸刃功一(CV.成田剣)の襲撃を何とか撃退した優。理恵がロシアからも狙われていると知った優は警戒するが、彼女の希望で”火の社”にヘリで向かうことに。しかし空中で狙撃され、理恵は恐怖に怯えるが……。
2話の感想
Netflix版では本来1話分だった「炎蛇」がTV放送版では前後編に分割されていることもあり、前編では説明されなかったアーカムの役割や超古代文明についてが、この後編で非常に分かりやすく描かれていました。
深海から発見された金属板に刻まれた超古代文明の人々からの警告。かつては世界各地にいくつもの超高度な文明がいくつもあったようですが、進化し過ぎた結果全てが滅んでしまったのだとか。そのプレートには残された遺産を悪しき者が利用しないように守れと記され、それがアーカム設立のきっかけにもなったようです。
ちなみにこのプレートは叩こうが切ろうが燃やそうが一切傷一つ付けられないらしく、これが諸刃との戦いで重要な役割を果たすことになりました。

ただの遺跡一つで敵同士が殺し合う惨状に苦しんでいた理恵教授はしかし、超古代文明の遺産を守る使命と世界に眠るまだ謎に満ちた遺産について目を輝かせる優くんの姿に、少し心境の変化が。
この時のやり取りで一度は諸刃に対して強気に出られたものの、護衛の少年=御神苗優だと知って結局は利用される形になってしまいました。
唯一無二の才能を持っていたが故に、その知識と頭脳を狙われ、一般人なのに目の前で何人も殺される様を見せられてしまった理恵教授……あまりにもしんどい。
今回登場したオーパーツは諸刃が使っていたヒヒイロカネの剣。ヒヒイロカネとは太古の日本に存在していたとされる伝説の金属(合金)のことだそうで、いわゆるオリハルコンのようなものでしょうか。伝説ではダイヤモンドより硬く永久不変で絶対に錆びないんだとか。
諸刃はこのヒヒイロカネの剣で優くんの纏う特殊なA.Mスーツを切り裂いていましたが、超古代文明が残した金属板のプレートで防がれた時には剣の方が粉々に砕け散っていました。プレート強い。
また諸刃が狙っていた”火の社”は富士山に眠る超生命体の炎蛇を制御するための遺跡。その制御法が記された文字を理恵が解読したことで、文字通り蛇のような姿をした炎が富士山中から出現することに。実際に富士山が噴火したらあんな風に見えるのかもと思うと怖いですね……。
前回の感想でも書きましたが、2D作画と3DCGの融合が本当に凄いですね。3DCGの優くんと、2D手描きの諸刃&ヴィクトルの戦いがあまりにも自然に綺麗に融合してて感動しました。違和感のなさが凄い。
ところでヴィクトル・シュトローフさんは優くんの戦いで明らかに頭を潰されてたのに、その後何事もなかったかのように復活してたのびっくり。まあ結局諸刃にも頭を潰されてましたが。あの後復活しなかったのは諸刃と同じく溶岩に落ちてったのかな。
今回はグロイシーンもあってちょっとヒェッとなりましたがネトフリ版だと黒モザイクなかったりするんですかね……怖くて見れない。
優が理恵に素性を隠していた理由、2人の出会い、明らかに貴重なプレートを優が持っていた理由など疑問に思っていた部分が最後に全て回収され大満足の2話でした。優くんはスプリガンとしては優秀なようですが、破天荒過ぎて山本さんいつも胃が痛そうw
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※本ページの情報は2023年7月時点のものです。
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