6話のあらすじ
宝石を狙うルパンは大胆にもホームズに変装してワトソンの前に現れる。それを見破ったのはホームズの兄・マイクロフトだった。
一方、公園で津軽と静句が目を離した隙に、鴉夜の入った鳥籠とオウムの入った鳥籠が取り違えられてしまう。町に出てようやく鳥籠の中身がオウムにすり替わっていたことに気づいた2人は……
6話の感想
ホームズの自室で大胆にもホームズ本人に変装してワトソンを騙したルパン。助手であるワトソンすら騙された変装を一目見ただけで見抜いたのはホームズの兄・マイクロフト。ホームズ以上の観察力と推理力を持つというマイクロフトはなんと、変装したホームズの爪を見ただけで偽物と気づくほどの観察眼の持ち主。目の付け所が凄すぎる。
マイクロフトさんは今回の宝石警備には参加しないんでしょうが、冷静に考えるとホームズとマイクロフトだけでもルパン対策には十分な気もしますがどうなんでしょうね。
ルパンがわざわざホームズに変装して直接会いに来た理由も気になります。宝石を盗む下準備として必要なことだったようですが……。
さてホームズVSルパンの火蓋が切られた頃、公園でつかの間の休息を取っていた<鳥籠使い>一行。3人が座るベンチの横には、鴉夜が入っている物とそっくりな鳥籠がもう一つ。もうこの時点でなんとなく予想がつきましたが、今回は鳥籠の”とり”違えによるちょっとしたドタバタコメディ(?)でした。
見知らぬおじいさんの持っていたオウムの入った鳥籠と、鴉夜の入った鳥籠を”とり”違えてしまった津軽。
事情を知らないおじいさんは当然、生首の入っている鳥籠にびっくりして放り出し、道路に投げ出された鴉夜の前には運悪く車が……。
不死身故に生首でも生きている鴉夜ですが、一度死んで生き返るというシーンが初めて描かれましたね。結構悲惨な死に方してたけど……。
一方、鴉夜を探して町を回っていた静句はなんと、ホームズ宅から逃げる途中のファントムとルパンに遭遇。この時点では2人の顔を知らない静句は彼らに鳥籠の行方を尋ねます。こうしてなんと、2人の車で鴉夜を探すことになった静句。予想外過ぎる展開。
最後には無事に津軽と静句の元に戻って来た鴉夜ですが、これがきっかけでルパン・ファントムと初顔合わせとなりました。
「この件から手を引け」となぜか忠告するルパン。ちなみにこの時、新聞記者のアニーちゃんが鳥籠を持っていたので、ルパンは確実に鴉夜=アニーと誤解してそうです。果たしてこの誤解はいつ解けるのか。
さていよいよルパンの犯行予告した日時が近づき、フォッグ邸地下金庫の中で警備することになったホームズたち。地上で警備することになったロイズの2人と<鳥籠使い>一行を除いた、ホームズ、ワトソン、フォッグ、パスパルトゥー、レストレード警部、そしてフランスから来たガニマール警部の6人が宝石のすぐそばに待機。
どんな鍵でも開けられると豪語したルパンに対し、ホームズは金庫部屋の鍵穴に内側から銃弾を撃ち込み物理的にドアを開けられない状態にするというまさかの手段に打って出ました。頭良すぎてイカレてるとこ好き。
しかしそれを知ってか知らずかルパンは堀の外壁を破壊し、ホームズたちのいる部屋に大量の水が流れ込み一気に形勢が逆転。これは普通に命の危険なのでは……。
ルパンVSホームズの対決はどうなるのか、そして鴉夜たち<鳥籠使い>一行とロイズがどう関わってくるのか。次回も楽しみです。
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※本ページの情報は2023年7月時点のものです。
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