アニメアニメ感想

【アニメ感想】スプリガン 第8話 「episode8 狂戦士(バーサーカー)(後編)」

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8話のあらすじ

オリハルコン製のナイフでかろうじてバーサーカーの装甲を貫通させたものの、地下に突き落とすことしかできず苦戦する優。
一方マリアは英国軍の銃火器ですらバーサーカーに通じないことに絶望していた。アーカムはバーサーカーの危険性を再三忠告してきたと皮肉をぶつける優にマリアは……。

8話の感想

各話のサブタイトルはこれまでシンプルにオーパーツの名称だったり地名だったりが多かった中で、今回の「狂戦士バーサーカー」というのもそのまんまの意味かと思っていましたが、想像よりも深い意味が込められていたことに感動しました。
超古代文明の、人間を抹殺するためだけに作られた戦闘ロボット。
しかしマリアは優のことも「私から見ればコイツと同じバーサーカーに見える」と発言します。確かにA.M.スーツを纏った彼は戦闘技術に加え頑丈さも兼ね備えた超人。もし彼が暗黒サイドに堕ち殺戮マシーンと化したらそれこそバーサーカーとなんら変わりありません。
優くん自身にもその自覚はあるようで、だからこそ学校に通って普通の高校生としての日常を送ることが何よりも大事なのだとか。クラスメイトとの何気ない約束は、任務に比べればたいしたことではないのかもしれないけれど、優くんが人間であり続けるためには大切な要素なのでしょう。
とは言え、全身傷だらけで(たぶん帰国して1日経ってない)、なおかつA.M.スーツなどない生身の状態で全速力できる優くんやっぱり化け物ですねw

出典:アニメ「スプリガン」公式サイトより

この体育祭の直前まで戦闘ロボットと命がけの戦いを繰り広げていたとは思えない……。今回はいつも以上に優くんの日常と非日常のギャップにくらくらしました。

「本当に恐ろしいのはバーサーカーを生み出す人間の心だ」という優くんの名台詞も印象的でした。
イギリス軍が秘匿してきた宇宙考古学説を証明するため、甚大な被害が出ると分かっているのにバーサーカーを基地外に出そうとしたマウザー博士。
バーサーカーの危険性を再三アーカムに忠告されながら起動させることを命じ、しかし作戦が失敗すると全てをもみ消してテロリストの仕業だったと発表したイギリス軍の上層部たち。
そもそもバーサーカー自体人間が生み出したもので、それを悪用しようとするのも人間。何とも皮肉に溢れていて見応えがありました。
軍に嫌気が差したのか自ら身に着けていた階級章を捨てたマリアはこれからどうなるのでしょうか。軍を辞めてどこへ行くのかな。彼女が望んでいた優くんとの再会が果たされるのかも気になります。

さて次回はいよいよ新キャラ登場の予感です。OPにも出ているあのスプリガンの1人かな?
今回とはまたガラリと雰囲気が変わったエピソードになりそうで楽しみです。

動画配信

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※本ページの情報は2023年7月時点のものです。
最新の配信状況は各配信サイトにてご確認ください。

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