22話のあらすじ
アッバス刑務所に侵入したグレゴリーは収監されていた犯罪者たちを次々に「X」にして、刑務所の外に暴走「X」たちが飛び出してしまう。
そこに現れたヒーローたちが「X」の確保を始め、アニエスの機転によりその光景がヒーローTVで中継されるが、それはライセンス剥奪される違法行為だとしてヒーローたちは警察に取り囲まれてしまう。
22話の感想
グレゴリーによって町に放たれた暴走「X」の犯罪者たち。
その中にはこれまでに登場した犯罪者たちの姿も……。
全身がダイヤモンドになって硬質化する能力を持つ「X」はアニメ第1期の5話に登場したポーリー。
相手と位置を変えられる「所在転換」の能力を持つロビン・バクスターは劇場アニメ「The Beginning」に登場。
ブルーゴールデンが遭遇した金属を引き寄せる能力を持つアンドリュー・スコットは劇場アニメ第2弾の「The Rising」に登場しました。
そして極めつけは、アニメ第1期に登場した折り紙くんの親友・エドワード。罪を償って次の人生を真面目に送ろうと頑張っていたのに、暴走させられ危うく新たな罪を重ねるところだったことを思うと、いかにグレゴリーたちのしていることが許されないことなのか伝わってきます。
かつての登場人物たちが再登場するというのは盛り上がる展開ではありますが、犯罪者たちが更生しようとするのを踏みにじる展開は辛い……。
ただエドワードに関しては折り紙くん自ら決着をつけて、誰かを傷つける前に捕らえられたのは不幸中の幸いでしたね。
グレゴリーの能力は強力ですが、今回の「X」たちを見るに正常な思考ではなくなるのは唯一のウィークポイントなのかも。もしも彼らが能力だけ暴走して意識があったならば、悪知恵が働いてもっと大変なことになっていたかもしれないので。ただまあ逆を言えば、意識があったらエドワードなんかは自分の意思で刑務所に残っただろうなあ。
ヒーローたちが町に戻ってきてようやく反撃かと思ったものの、まだまだピンチは続きます。
警察は相変わらずアンチヒーローで邪魔ばかりするし、「X」の原因が伝染病だと信じている人たちはヒーローの行動を非難するし。
さらにはグレゴリーが刑務所の奥で解放したのは、なんと伝説の野良ヒーローであるL.L.オードゥン。生きてたのか……! なぜか睡眠ガスも効かず、グレゴリーも暴走させていないように見えましたが、オードゥンの能力って明かされてましたっけ……?
そして最大のピンチはグレゴリーらの計画「ミッションA」が、ヒーローたちは「アッバス刑務所を襲撃すること」だと考えましたが、実は「リトルアウロラ殺害計画」だったこと。ヒーローや警察が刑務所に集中している間、リトルアウロラの警備は手薄になり、市長はシガニーさんに乗っ取られこれ以上ないピンチ。
唯一の頼みの綱は「ミッションA」の謎に勘付きそうなユーリのみ。
残り3話、いよいよクライマックスが近くなってきましたね……!
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Netflixにて世界独占配信
※本ページの情報は2023年4月時点のものです。
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