【アニメ感想】ミギとダリ第8話「ふたり≠ひとり」【アニメ感想】ミギとダリ第8話「ふたり≠ひとり」 |

【アニメ感想】ミギとダリ第8話「ふたり≠ひとり」

アニメ

2023.11.23

8話のあらすじ

サリーの正体がダリであったことを知り酷くショックを受けるミギ。逃げるように秋山家に転がり込み引きこもる生活を送っていた。
ダリはミギを連れ戻すために秋山家を訪れるが、ミギは決してダリと顔を合わせようとせず……。

8話の感想

ダリに裏切られたショックから家出をし秋山家に転がり込んでいたミギ。何も事情を知らないながらもミギに心酔する秋山くんは、家族にも内緒で自分の部屋にミギを匿っていました。
そんな秋山家にやってきたダリ。神出鬼没の秘鳥に振り回されながら、まさか秘鳥がふたりいるとは思わずダリを家にあげる秋山くん。
クローゼットに隠れたまま出て来ようとしないミギに頭を抱えるダリは、秋山くんに勉強を教えるフリをして「あの日お母さんに“復讐”しようって誓ったじゃないか」とミギを説得。
秘鳥が親に虐待されて逃げてきたのではと勝手に想像していた秋山くんは、秘鳥が学年1位を取ることを母親に強いられ、そのために“復習”しようとしていると誤解。しかしこの色々誤解した秋山くんの「復習（復讐）なんてしなくたって自分の自由に生きるべきだ」という発言が、ミギの心を大きく揺り動かすことに。

これまで“園山秘鳥”として表に立つことが多かったミギはパパとママの愛情をダイレクトに受け取り、これまで体験したことのなかったいろんな青春を謳歌してきました。
一方、主に裏方としてミギをサポートし復讐のための計画を立ててきたダリはそれらの経験をしてこなかった。
ずっと一緒に育ってきた2人はオリゴン村にやってきてから少しずつ経験の差で考え方や価値観に違いが生じ始め、そしてついに決別してしまうことに……。

その名の通りついに1人になってしまったダリは園山家で1人“秘鳥”を演じ続けますが、パイ作りや肩たたきなど、2人でならできたことが1人ではできなくなってしまったことに気づきます。兄としてミギを支えてきたつもりが、実はミギに支えられてもいたことを痛感するダリ。
そんな中、オリゴン村で行われるハロウィンの仮装大会に瑛二も出ることを知ったダリは、村人たちの前で瑛二への復讐を企てます。
しかし手違いでダリの仕掛けた罠にかかってしまったのはまさかのミギ……。最愛の弟を自らの手で殺してしまいそうになり泣き叫ぶダリでしたが、そのミギを庇ったのはなんと瑛二。
「お化けじゃなかった」事件以降、なぜか廃人のようになっていた瑛二はなぜミギを庇ったのか。そして入院する瑛二を見舞いに来た母・怜子は悪魔のような形相に……。