8話のあらすじ
フェーズ2に移行したスポイルは近づいただけで腐り、離れれば分解レーザーで遠距離攻撃と攻略はさらに困難なものとなってしまう。
シェンは自らの否定能力「不真実(UNTRUTH/アントゥルース)」を発動させ、伸縮自在の古代遺物「如意金箍」でスポイルを翻弄するものの、決定打にはならず……。
8話の感想
今回は今まで謎に包まれていたシェンの否定能力がついに明らかになりました。
視界に入れた対象に、発動時点で対象がとろうとしていた行動と真逆の行動を取らせることができる能力「不真実(UNTRUTH/アントゥルース)」。発動している間は相手を目視していなければならないため、片目ずつ開いたりしていたようです。てっきりウィンクが発動条件なのかと思ってた……。
また風子のように他対象ではあるものの、誰彼構わず発動するわけではなく相手に好意を抱いていないと使えないのだとか。それで今までスポイル相手に使えていなかったんですね。
そう思うと、初対面で即動きを封じられていたアンディと風子には最初から結構好意を抱いていたのかな。あと、度々シェンが両目を閉じているシーンがあったのは、能力を発動させないためだったのかと思うと良く作りこまれていて面白い。
またシェンの使う武器として古代遺物「如意金箍」が登場。「西遊記」で有名な如意棒と同じく伸縮自在な棒で、「不壊」の文字が刻まれている通りかなり頑丈。中国語で「伸びろ」「縮め」と口にすることでただ伸び縮みするだけのシンプルな武器ですが普通に強い。
シェンの否定能力と如意金箍をもってしてもスポイルを倒すことはできず、風子がふと口にした「宇宙空間なら水分も空気もなくスポイルに近づいても腐らないのでは?」という荒唐無稽なアイディアをアンディが実践することに。
如意金箍を伸ばすことでスポイルを強制的に宇宙へ打ち上げ、宇宙空間でも死なないアンディが戦うというもの。しかしここから予想外の展開に……。
アンディが額に刺しているカード状の何か。以前このカードを抜いた時は、膨大な記憶を封じることで正気を保っており、カードを抜くことで長年の経験値を蘇らせ戦闘能力が爆発的に向上するもの、と説明されていました。
今回もその力でスポイルと戦うと思っていたんですが、まさかまさかの別人格が登場。
カードを抜いたアンディの髪は黒く長くなり、表情も言動も普段とは少し違う剣呑なものに。
シェンは彼のことを「ヴィクトール」と呼びましたが、彼は自らを「ヴィクトル」と名乗ります。
この時、「Victor」には征服者や勝者という意味があり、そこに「Thor」という神(北欧のトール神)を意味する言葉をくっつけた「Victhor」という呼び名であることが説明されていました。
シェンは「戦勝の神ヴィクトール」と呼んだのに対し、ヴィクトル本人は「人間だ」と言っていましたが一体何者……?
またヴィクトルは現在の西暦と日付を訊ねたあと「何曜だ?」と訊ねたのに対し、シェンは「何のことだ?」と返していました。これってもしかしてこの世界には曜日がない……?
謎多きヴィクトルは最高の死を探していたアンディのやり方に不満があるようで風子を殺そうとし、アンディとの約束(風子を守る)を果たすためシェンと、さらに駆け付けたユニオンの円卓メンバー全員が参戦。
スポイルは無事に捕獲できたものの、まさかここまで大がかりなことになるとは。全く予想がつかない展開の連続、ヴィクトルが何者なのか、アンディは戻ってこられるのか次回も楽しみです。
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※本ページの情報は2023年10月時点のものです。
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