【アニメ感想】アンデッドアンラック第10話「Result」【アニメ感想】アンデッドアンラック第10話「Result」 |

【アニメ感想】アンデッドアンラック第10話「Result」

アニメ

2023.12.092023.12.16

10話のあらすじ

円卓のメンバーが揃い、アポカリプスによって今回の課題クエストの結果が読み上げられる。クリアしたクエストには報酬が支払われ、円卓の11席目の追加や言語統一、新たな否定者の所在などが明らかにされる。
しかし6つ目のクエストが失敗に終わり、ペナルティとして新たなUMAが追加されてしまう。

10話の感想

UMAスポイルの捕獲及びヴィクトルとの戦いの後、数日間眠りについていた風子。やっと目が覚めた頃にはアポカリプスによって課されたクエストの期限が終了し、6つのクエストの結果が読み上げられました。
1つ目から5つ目までは全てUMAの捕獲もしくは討伐のクエスト、これらは全て成功。作中では風子とアンディ、シェンが参加した「UMAスポイルの捕獲」のみが描かれましたが、他のクエストもしっかりみんなで遂行していたんですね。
クエストを1つクリアするごとに報酬が提示され、まずは円卓に11席目が追加されました。仲間が1人増えるとも取れますが、円卓が全て埋まらなければ（全員が席につく）アポカリプスが次の課題を提示することはないため、早急に新たな否定者を探さなくてなりません。ちなみに課題が提示されなくても3か月後には期限が来てペナルティが追加されてしまうそうで中々にハード。

他にも全世界の言語統一（否定者以外の全人類の使用する言語が英語に統一される）がされた他、否定者アンバーンとアンリペアの所在、古代遺物アーティファクトリベリオンの所在などが明らかにされました。
ちなみに作中言語が英語に統一されたのと同時にTwitterのアンデッドアンラック公式アカウント名も英語になってました。芸が細かい。
そして唯一失敗してしまった6つ目のクエスト「否定者アンシーンの捕獲」。これによって全クエスト成功ならず、新たなUMAギャラクシーの追加とそれに伴いこの世界に新たなルールが追加されることに。
ギャラクシーはその名の通り「宇宙」。以前、風子とジーナがこの世界には星がないと話していましたが、それはつまり宇宙そのものが存在しないということ。しかし今回ギャラクシーによって宇宙が存在することになり、それに伴い星に関連する神話や曜日、太陽と月以外の天体、さらに宇宙人の概念も発生。

出典：TV anime “Undead Unluck” official account（@undeadunluck_an）より

ジュイス曰く、ペナルティーとはこの世界を滅ぼす力を持つルールのことでもあり、地球侵略をしに来た宇宙人らによって危うく人類が滅ぼされるところでした。
風子とアンディが巻き起こすドタバタラブコメに加え個性的なキャラクターたちによる否定能力バトルだけでも充分面白いのに、この他にはない唯一無二の世界設定がめちゃくちゃ面白い。
さらにアポカリプスの他に謎の石板も発見されているといい、そこには101の穴が空いているそう。ペナルティー（この世界のルール）が追加されるたびに穴が1つずつ埋められ、101個目の穴には「ラグナロク」の文字が刻まれているとか。そして残された穴は100個目と101個目のみ。
ラグナロクといえば北欧神話における終末戦争として有名ですが、この世界では一体何が起こるのか。この世界観、面白すぎる。

また侵略宇宙人との戦い（？）でジュイスの否定能力が「不正義（UNJUSTICE／アンジャスティス）」であることも明かされました。
具体的な能力については不明ですが、本編ではジュイスが仮面を外すと宇宙人の船が誤作動を起こし味方同士撃ち合って自滅。代表の宇宙人は無傷だったものの、ジュイスの発言から正義を持つ者を自滅させるような能力の様子。シェンと同じく目視すると発動する能力でしょうか。なんにせよめちゃくちゃ強い。

さて円卓メンバーの次なる目標は11人目の否定者を捕獲することに決まり、その候補は今回報酬として所在地が明かされた否定者アンリペア。能力によってはアンディに死を与えられるかもしれない人物。
一方、そのアンリペアと思しき新たなキャラクター・リップくんが登場。
円卓メンバーに課されていた6つ目のクエスト「否定者アンシーンの捕獲」が失敗した理由は、このアンリペアがアンシーンを捕まえていたからということも判明。
アンディと風子も当初はユニオンに狙われボイドとシェンに追われていましたが、今度は2人が新たな否定者を追いかける番。
梶裕貴さん演じるリップくんとアンディがまたしても激しい戦いを繰り広げるのか、次回も楽しみです。