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【アニメ感想】忘却バッテリー 第05話 「辞めたきっかけの」

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5話のあらすじ

帝徳との練習試合で大敗を喫した葉流火たち。国都と帝徳の監督から葉流火と圭・藤堂・千早の4人は転校してきてほしいとスカウトされる。
自分のせいで負けたと悔やむ圭だったが藤堂には「謝って楽になろうとするな」と図星を指され、さらには葉流火から「ちゃんと球を捕れ」とキツく当たられ……。

5話の感想

練習試合が始まる前から山田くんの中にうっすらと芽生え始めていた不安――それは清峰くん、圭くん、藤堂くん、千早くんの4人が帝徳に転校してしまうのではないかというもの。
その不安はより現実味を増し、国都くんから、そして帝徳の監督からも4人はスカウトされてしまいます。
帝徳のようにまともな監督もコーチも、練習用の器具も、切磋琢磨できる多くのライバルたちもいない。本当に甲子園を目指そうと思ったら誰がどう考えても野球同好会しかない小手指高校よりも帝徳高校のがいいに決まっている。

転校するともしないとも決められないままのらりくらりと会話しながら自然とバッティングセンターに足が伸びていた藤堂くんと千早くん。
するとそこには必死にキャッチングの練習をする圭くんとそれに付き合い見守る山田くんの姿が。

実は試合のあと、清峰くんからちゃんと捕球できなかったことをド直球に責められ落ち込んでいた圭くん。自分のせいで負けたことを謝ろうにも「楽になろうとするな」と藤堂くんに図星を指され、「慰めてもらえると思いました?」と千早くんにも言われ……。

出典:TVアニメ「忘却バッテリー」公式サイトより

それでも入学したての圭くんだったらきっと一も二もなく野球を辞めていたはず。もう一度キャッチャーとしてちゃんと球を受けられるように、恐怖と戦いながらキャッチング練習を続ける彼の姿を見て、藤堂くんと千早くんもまた「ここで辞めたら清峰・要バッテリーから二度逃げることになる」と転校の選択肢を捨てる決意をしました。

そんな2人の選択を見て泣きそうになりながら、喜んでしまっていることに気づく山田くん。
もっとちゃんとしたチームで甲子園を目指してほしい思いと、これからもずっと一緒に野球をしたい思いの間でずっと心がせめぎ合っていたんでしょうね……。

こうして3人は小手指高校に残ることを決めたわけですが、次の日になっても清峰くんと圭くんは絶賛喧嘩中。清峰くんに「球が捕れないキャッチャーなんてウンコ」と小学生みたいな悪口を言われた圭くんは、もっと上手くなって見返したると奮起。
山田・藤堂・千早の助けを借りながら再びキャッチングの練習。しかしやはり一度染み付いた恐怖は中々消えることはなく、迫ってくるボールについつい目を閉じてしまい捕球ミス。
それでもみんなの力を借りながら一歩ずつでも前進。本来のポジションはセカンドなれど清峰くんの代わりにピッチングする千早くん、バッターボックスに入って試合を再現する藤堂くん、「絶対できるよ!」と力強く応援する山田くん……あまりの青春に涙が……(;_;)

最後は練習にやってきた清峰くんのワンバンするボールを、しっかり目を開けて捕球することでついに圭くんはトラウマを少し克服することに成功しました。
「野球で失敗してできた傷は、プレイで成功させることでしか癒せないのだ」
山田くんの静かなモノローグがまた胸に刺さります。
清峰・要バッテリーに負けて一度は野球を辞めた山田くんだからこそ、泣ける。同じように藤堂くんも千早くんも、野球で負った傷から一度は逃げて、見て見ぬフリをして、でも一から野球をひとつずつ覚えていく圭くんの姿を見て、また傷を癒そうとしているのかもしれません。

ちなみに今回のBパートのエピソード(練習試合の翌日~)実は原作者のみかわ先生が描き下ろしたアニメオリジナルだったんだそう。こんなにいい話がアニオリ!?

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※本ページの情報は2024年4月時点のものです。
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