6話のあらすじ
電車の名前を何にするかという話し合いの結果、静留の提案した「アポジー号」に満場一致で決定するがどこか浮かない表情の静留。
そのことを撫子に問い詰められると、葉香が吾野を出ていった理由は喧嘩をしたからだと渋々静留は白状する。ささいな口論の末、「ひとりで池袋に行く」と静留は電車を降りてしまい……。
6話の感想
折り返しの第6話。ここでようやく、静留と葉香の間に何があったのかその真相が明らかにされました。
7G事件の少し前、葉香から将来は宇宙開発に関わる仕事がしたいという夢を聞かされた静留。そこで「そういうのは特別な人がやる仕事」「私たちには無理」と彼女の夢を全否定する言葉を放ってしまいます。そこで返されたのが「静留ってそういう人だったんだね」という以前の回想でも登場したあの言葉。
静留を友達だと信じて夢を打ち明けたのにそれを否定されたことでショックを受けた葉香は吾野を飛び出してしまったのでしょうか。
この出来事を、撫子に問い詰められるまでずっと黙っていた静留。
ポチさんや撫子たち3人のことを「勝手についてきただけ」と冷たく突き放したり、葉香の夢を全否定しておきながら「そっかと思っただけ」と言われたら「なんでそんな冷たくするの」と逆ギレしたり、ここへ来て静留の身勝手さが際立ってしまいました。
さらには撫子と言い合いになり「やっぱりひとりの方がいい」と荷物を持って電車を飛び出すところを見ても、後先の考えなさと協調性のなさが……。
ただ葉香に謝りたいと思ったから吾野を飛び出したのでしょうし、「なんで黙ってたの」と撫子に厳しく追及されたら反発してしまうのもわからなくもないけれど。
心配してなのか一緒に電車を降りたポチさんと共に夜の線路を池袋に向かって歩き始めた静留。延々とカーブする線路を見て嫌気が指した静留は軽い気持ちで時短のために森の中へと踏み入ってしまいます。
しかしその森には怪しい影が……。それはなんとゾンビ！ この世界観ならいつかは出てきそうと思っていたゾンビがついに！！
大量のゾンビたちに襲われた静留でしたが、そこへ現れた黒木ミトと名乗るゾンビの少女に助けられます。と言いつつがっつり両手は縛られていたので助けられたというより捕獲された……？
静留が電車を降りたのは秋津と清瀬の間辺りらしいですが、清瀬の住民がゾンビ化したわけではなく、彼女たちは渡り鳥ならぬ“渡りゾンビ”なのだとか。ゾンビが快適に過ごすには結構気候条件が厳しいんですねｗ
一方、朝方になって電車を出発させた撫子たちでしたがどれだけ進んでも線路沿いに静留の姿が見えないことから、戻って探すべきか意見が分かれます。
そんな時偶然再会したのがクロヒョウキャラバン。この近くには渡りゾンビがいるらしいと聞いて、静留もゾンビになってしまったのではと不安がる三人。
ゾンビになっても静留を友達として接することができるのかというトークは一見笑えるようで、喧嘩をしても葉香は今でも静留のことを友達と思っているのか発言にはぐっと来るものがありました。
何があっても2人を再会させなければと心をひとつにした撫子・玲実・晶の3人でしたが、ゾンビに捕まってしまった静留の命運はいかに……。
ところで前回は稲荷山公園を出たところで終わりましたが、今回はなんと5～6駅ぶっ飛ばして一気に秋津まで進んでいました。間の武蔵藤沢・狭山ヶ丘・小手指・西所沢・所沢はまさかの全カット。どんな駅になってたのか気になる～！！
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※本ページの情報は2024年4月時点のものです。
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