10話のあらすじ
絵を描いて遊ぶ李天希を見守っていたリンは彼女の絵を見てある可能性に気づく。そのことを伝えるため肖力のもとに向かうとヒカルの中にダイブしていたはずのトキが戻ってきていた。肖力は繰り返し確認した監視カメラの映像と、強制的に写真の中から戻されたというトキの話から、李天辰の能力の発動条件にたどり着く。
10話の感想
ヒカルの中にダイブしていたトキ。船で連れ去られるヒカルを助けようとしたトキはしかし、天辰に触れられた瞬間弾き出されるように現実へと戻ってきてしまいました。
そこには監視カメラの映像から天辰の能力に気づいた肖力刑事と、天希の描いた絵から彼女の能力に気づいたリンの姿が。
3人それぞれの情報を持ち寄り、ついに李兄妹の能力が判明。
まず天辰の能力は他人を操ること。その発動条件は相手の体に触れること。トキや王娟が天辰を連れて警察署を出ていったのはこの能力のため。またトキがダイブしている人物に天辰が触れると能力が上書きされるらしく、ダイブが強制終了してしまうようです。
ではその場に天辰がいなかったのになぜリンや陳彬は操られてしまったのか。
そこには天希の能力が関わってきます。彼女が描いた絵にそのヒントが隠れていました。彼女の能力は写真に映った人物の“現在”を見ること。ヒカルの能力と少し似ていますが、「写真が撮られてから12時間以内に起こること」を見るヒカルに対し、天希は「写真に映った人物の現在を見ること」ができます。
つまり天辰と天希が能力をかけ合わせると、「写真に映った人物を操ること」が可能になります。劉旻やリン、陳彬を操っていたのも2人。

面白いのはトキとヒカルは過去を、李兄妹は現在をそれぞれ変えられる能力だということ。
銭進と天辰がトキを狙っているのもこれが理由ですね。李兄妹では過去を変えられないから、過去にダイブできるトキが必要だったということ。銭進と天辰にそれぞれトラウマ級の後悔があるからこそ。
また天希が天辰から逃げ出したのが陳彬を屋上から突き落とした直後だったことも明らかになりました。
前回、絵本風の回想の中で、兄キツネ(天辰)が狩人になりウサギの親子を殺そうとしたこと瞬間を目撃した妹キツネ(天希)が逃げ出すというシーンがありましたが、あのウサギこそ陳彬だったんですね……。
天希が写真に映った人物の現在を見られるわけですから、あの時落下する陳彬を見てしまったんだとしたら……そりゃあ……。
さて答え合わせが終わったところでいよいよ銭進と天辰との対決が始まります。
天辰からヒカルとトキの交換を要求され、指定された劇場にやってきたトキとリン。盗聴器やGPSなどを持ち込めないようあらかじめ用意された衣装に着替えさせられ、2人が劇場内に入るとそこには舞台上で拘束されたヒカルの姿が。
天辰の指示によりヒカルとトキが立ち位置を入れ替わることで人質交換が終了。

ヒカルはリンと共に劇場を脱出できた一方で、トキは劇場の地下へと落とされてしまいます。そこで待ち構えていた天辰と一騎打ち。
劇場の外で様子を見守っていた肖力と天希でしたが、何らかの方法で写真にダイブし車の中に戻ってきたトキに対し、ヒカルとリン、突入した刑事たちが戻ってこないうちに建物内で爆発。
そしてトキたちの前に三度現れた銭進の部下・小馬。
写真を持っていなかったのにトキはなぜダイブできたのか。ヒカルとリンは無事なのか。
またしても引きが上手すぎる脚本!!
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※本ページの情報は2024年4月時点のものです。
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